人生いろいろ、問題もいろいろ起こります。夫婦の問題、親子の問題、親戚との問題、ご近所との問題、遺産分割などなど・・。問題を抱えて初めて法律について調べたりすることもあるでしょう。当センターでは10月12日(木)の10:00~12:00に高松高等裁判所出前講義「離婚・遺産分割調停と後見」をテーマに講座を開催します。講師は、高松家庭裁判所裁判官・吉岡正豊さん。身近な問題を具体的なエピソードを交えながら分かり易くお話ししてくれます。一般市民の方々をはじめ、相談員さん、地域のお世話役の方、民生委員さん・・この機会に学んでみませんか。参加費は無料、託児付き(無料、1週間前までに要予約)。申込み・お問い合わせは、087-833-2282まで。 (写真は京都大原の宝泉院、心落ち着く空間です)
世界のファッションをリードするフランスの有名ブランド企業が、痩せすぎのモデルを起用しないことを発表した。このニュースのあとネットで検索すると、痩せすぎモデルの映像がたくさん出てきた。痩せすぎのモデルだと、ファッションに目がいかないで、からだの方に目がいくように思う。そして「からだ大丈夫?」と心配になる。今後、モデルには健康な体格であることを示す診断書を提出してもらうとのこと。これまでに拒食症で死亡したモデルもいたという。痩せようという行為が摂食障がいにつながっていく。アイドルのように細い足や細いウエストを目指そうとする若い女性は多いと思われるが、痩せすぎないようにし、見た目も体も健康を保つようにしたい。当センターでは月1回、摂食障がい家族の会を行っている。9月は16日(土)13:30~。直接当センターへお越しください。 (写真は京都大原・勝林院の梵鐘、大晦日に除夜の鐘が響く)
最近TVニュースで「道徳の教科化」の問題点などが報道されていた。小学校は2018年から、中学校は2019年からとか。いろいろと問題点が上がっているらしい。どのように成績評価するか、担任の先生が戸惑っているらしい。評価が難しいという声があるそうだ。どんな項目を学ぶか、チラッと見た時に「正直」という文字があったように思う。それを見て政治家の方々のことがふと思い浮かんだ。事実を隠す、正直に話さない・・・などがあったのでは?それはさておき、性教育が不十分という声をよく聞く。10代の中絶、妊娠・出産、生まれたばかりの赤ちゃんの放置や、ここ数年の梅毒患者の増加などなど、避けて通れない性教育をもっとしておかなければならないのでは・・と思う。命の大切さを教えることこそ重要なのではないでしょうか。
きょう早朝、東大阪市で女性が包丁を持った夫に追いかけられ、警察を呼んだけれど、男は持っていた包丁で自分を刺して自殺したという。女性は夫からDV被害を受け、実家に帰っていたそうだ。警官は拳銃を構え「包丁を捨てろ」と警告したが、男は自らを刺したとのこと。女性はDV被害を警察に相談していたので、大阪府警は女性の携帯電話番号をシステムに登録していたから、女性の110番通報ですぐに駆け付けたという。女性はどんなに怖かったことでしょう。DV男は妻が逃げると刃物を持って追いかけるという話は聞いたことがある。ひどいのは、腹いせに妻の誕生日に自殺したという男の話も聞いた。暴力で女性を支配するという考えはやめてほしい。若いときから「アンガーマネジメント」の講座を受けることをお勧めする。当センターでは10月5日13:30~15:00に講座を行う。申し込みは087-833-2282まで。 (写真は京都・宝泉院の庭園にて)
報道によると、男性の難民審査参与員が強姦被害者(コンゴ民主共和国の女性)に「なぜ、あなたを狙ったの。美人だったから?」などと発言したとか。女性の立場から言えば、「なぜ、そんな質問をするの?」と言いたい。参与員の女性に対する人権意識の低さが伺えるのではないでしょうか。強姦は”魂の殺人”とも言われるほど、女性にとっては辛い辛いことなのに、軽々にそのような質問をすべきではない。特に慎重に対応しなければならないと思う。同席していた女性の代理人弁護士が東京入国管理局に抗議文を送ったから、このことが公になったのでしょう。声を上げなければ古い固定観念は変わっていかないのでしょうね。 (写真は京都・宝泉院の庭、静寂さの中に目を見張る石の配置)