保護者からの児童虐待が増え続けている。今年上半期に児童虐待として児童相談所に通告された子どもは30,262人で、3万人を超えたとか。通報が増えた要因は、虐待に対する社会的関心の高まりと見られている。虐待内容の内訳は、心理的虐待(暴言など)が約7割。そして面前DV(子どもの面前で家族にDVを行う)は5年前の5倍以上に増えている。身体的虐待(殴る、蹴るなど)が全体の約2割、育児放棄(ネグレクト)が約1割、性的虐待が97人で0.3%とのこと。警察が摘発した528人のうち、性的虐待は72人で、実の父親、養父や継父、母親の内縁の男などによるもの。自分本位、自分勝手な大人が増えつつあるのが心配・・。ある日、横断歩道を渡る3人家族を見ていると、父親も母親も”ながらスマホ”で4歳位の子どもだけが前を向いて渡っていた。 (写真は玉藻公園、前方が瀬戸内海)
スマホなどで自撮りした裸像を送信し、児童ポルノの被害者となった人が2017年の半年で263人となり、前年に比べて1割増の263人で過去最多だったとの報道。263人のうち中学生139人、高校生101人、小学生17人のうち男子が10人いたという。そして全体の86%が面識のない人に送っていた。そのうち、92%がツイッターやLINEなどのSNSで知り合っていたそうだ。子どもにスマホを持たせている保護者は注意しなければならない。SNSでは相手の性別、年齢などをうのみにしてはいけない。同世代と思って個人情報などをやりとりしていると、とんでもない被害に遭うということを常に頭に置いておかなければならない。そのうち、みんなにばらすと脅迫されることになるかも。こどもにスマホを持たせる前に教えておくことをお忘れなく!!
きのうTVニュースで「フラリーマン」という言葉を初めて知った。働き方改革で労働時間の短縮が進み、定時退社が増えつつあるとか。サラリーマンがまっすぐ家に帰らないで、仕事帰りに公園で一服したり、家電店や本屋、居酒屋等をフラリ、フラリとさまよう”フラリーマン現象“が目立つという。共働き世帯であれば、「家に帰って家事や育児を手伝ってほしい」という妻の声もあるだろう。だが、フラリーマンには理由がある。少しでもいいから自分だけの時間がほしいという。家に帰って家事をしていると、妻から次から次へとダメ出しがあるとか。一方、夫の帰宅が少し遅くなっても、妻側も自分の時間が欲しいのでまっすぐ帰らなくてもいいという人もいるようだ。残業が減れば収入も減る。お金のかからない所を探してフラリ、フラリ・・が増えていくのだろうか。
四国は台風18号が通り過ぎ、きょうは晴天です。今回は風雨が強く、ピュン、ピュン吹く風に瓦が飛ばないかとハラハラしました。高松市中心部の道路の冠水もあったようです。ところで、「女性のための出張労働相談会」のお知らせです。★10月1日(日)10:00~16:00 さぬきこどもの国の芝生広場で労働相談会(県商工労働部労働政策課主催)を行います。ちょうどここで開催される「かがわ子育て支援フェスティバルふ2017」の中の行事の一つ。芝生広場テントブースへお越しください。当参画センターからも専門相談員が出張します。就活に関する情報の提供、相談等をお受けします。また、「たかまつミライエ」6階の当男女共同参画センターでは月水金に就労相談をしていますのでお気軽にお電話ください。087-833-2282まで。専門のキャリアコンサルタントが親身に応対しています。予約されるとゆっくり相談できますよ。お電話をお待ちしています。 (写真は北海道、過去に撮影)
車で通勤途中、気になる横断歩道がある。こちらは赤で停止、目の前の横断歩道は青になると同時に十数台の自転車が横断していく。その中に自転車に乗っていて”ながらスマホ”で横断していく男性をよく見かける。片手にスマホを見ながら渡っていく。あるいは、ハンドルの真ん中に両手を乗せて、両手でスマホを操作し見ながら行く。歩道を渡る各自転車の間隔の余裕はあまりない。もし、自転車が接触すれば、後続の自転車が次々に転倒するだろうという状況だ。自転車、自動車の運転中のスマホは絶対に止めるべきだと思う。事故が起こってからでは遅い。 (写真はこれからの季節に見られる風景)