「女子力」という言葉をよく聞きますが、男性で細やかな配慮をしたときに「女子力がある~」と言うのには抵抗感がある。そう言われたとき、男性はどう感じるのでしょう。先日、某TV番組を見ていると、テーマはスカーフを上手に使って「女を上げる!」というもの。専門家がいろいろなスカーフの結び方を教えてくれて、レギュラーの男性、女性がその通りに結んでみるというもの。大変参考になったのだけれど、最後に男性アナウンサーが、この秋はスカーフで女を上げてみては?・・・みたいなことを言って終わった。やっぱり、古い固定観念から抜け出せていないのかな。選挙運動まっただ中、演説を聴く人々に「どうか、みなさんのお力で僕を男にしてください!」なんてことは言わないでしょうね。 (写真は秋のまんのう公園・過去に撮影したもの)
陸前高田市地域女性団体協議会の佐々木美代子さんをお迎えし、「今だから言える、6年を振り返って」という講演会が10月21日(土)9:30~12:00に開催されます。主催は高松市婦人団体連絡協議会、共催は高松市男女共同参画センター。市婦連が東日本大震災の翌年に陸前高田市を訪れて以来、婦人会同士の交流があり、3年ほど前にも佐々木さんをお迎えして講演会を行いました。今回は6年前を振り返っての貴重なお話が伺えるでしょう。講演会のほか、「LPガスの防災対策」、「新しい危機管理センターの機能について」のお話もあります。会場は、たかまつミライエ1Fの多目的室。この機会に、陸前高田のお話を聴いてみませんか。参加申込みは、087-833-2282まで。 (写真は瀬戸内海)
きょう耳に入った事は、DV被害者を支援している民間シェルターの運営が危機状態にあるという。原因の一つが行政から民間シェルターへの一時保護委託が減ったため、委託費が減り、経営が大変厳しくなったということだそうだ。(香川県の話ではないですが)「行政は一時保護に消極的になっている」という声を聞く。もし、それが事実としたら、人権侵害につながることも考えられるでしょう。「女性が輝く社会に」とか「女性が活躍できる社会づくりを」という前に、男性からのDVによって女性が心身ともに傷つけられたり、子どもが虐待を受けたりしている現実を見据え、もっともっと支援に力を入れていくべきではないでしょうか。 (組写真の題は、「心和む風情~大原の里」です)
10月19日(木)13:30~15:00に「やさしい手話コーラスを習ってみよう!」という講座があります。講座といっても「さんかくふれあいサロン」の一環で、いつも和やかな雰囲気でみんなで楽しいひとときを過ごします。今回は「手話サークルひびき」のみなさんに手話コーラスを教えていただきます。初めてのかたもOKです。ぜひ、参加してみてください。分かり易く教えてくれるので、安心です。お申し込みは087-833-2282 へ。 (写真は仏生山の大名行列。 今年は10月14、15日がお祭りだそうです。)
民法改正案が報道された。成人年齢は20歳から18歳に引き下げ。ただし、20歳未満の飲酒、喫煙禁止はそのまま。また、今まで女性が結婚できる年齢は16歳以上から男性と同じ18歳以上にする。そして未成年の結婚に父母の同意が必要だったが、その条文は削除される。また、性同一障がいの人が家庭裁判所に性別変更を申し立てられる年齢も性同一性障害特例法を改めて20歳以上から18歳以上に引き下げるという案になっている。公営ギャンブルの年齢については、「未成年者」禁止から「20歳未満」禁止となり現行の年齢のままとなるとか。10月22日衆議院選挙投票日には18歳、19歳の人は投票に行ってほしいものです。 (写真はキンモクセイ、運転していると窓からほのかに甘い香りが漂ってきます)