香川県高松市男女共同参画センター

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いつも気になっていた横断歩道を渡る人の”歩きスマホ”。今は歩行者だけでなく、自転車の人までも画面を見ながらの人もいる。歩行者にぶつかったらどうするの!と言いたい。スマホ依存症が増えているのか・・。車を運転する人も道路を歩く人も、ともにルールを守らなければならない。ホノルルの場合、画面を見ながら道路を横断するのを条例で禁止、初回の違反行為には最大で日本円にして約4,000円の罰金、1年以内の2回目、3回目と罰金額が増えていくそうだ。たしか、日本では自転車の場合のみ、傘さし運転、ながらスマホを2回以上違反したら、講習を受けなければならず、それを無視したら5万円以下の罰金・・だったかな。道路を横断中の歩行者の歩きスマホ禁止は必要だと思う。
  (写真は高松港、屋島を眺めながらの釣りは気持ちいい)

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先日NHKで「フラリーマン」を放送後、その反響が大きかったとのこと。先日のレポートは男性目線だったとの声も。働き方改革中の折り、男性が定時で退社後、家に直行しないであちこちフラフラしてから家に帰る・・その様子を取り上げた報道があってから、女性たちから「けしからんですね」「なにしてんねん」「二人の育児で自分の時間がないのに、考えてほしい」などの声が寄せられたとか。一方、子どもが成長すると、夫に早く帰られると、逆にわずらわしいという声もある。いずれにせよ、幼児、乳児を育てている間は女性の負担が大きい。せっかく早く退社できるのであれば、パートナーとよく話し合って、女性ばかりに家事・育児の負担が掛からないようにしましょう。ましてや、共働きの場合はお互いに協力しあうことが大切ですね。   (写真は高松市・法然寺、奥に五重塔、寺の横はうどん屋「竜雲」あり)    

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高松市男女共同参画センターが「たかまつミライエ」6階に移転してから11月で1年になります。今年のフェスティバルは、まず11月18日から「スウェーデンのパパたち」の写真展がスタートします。スウェーデンは、世界の男女平等度ランキングで世界第4位。日本は111位。男性の育児休暇取得率は約90%、日本は3%程度。スウェーデンの父親たちがいかに育児に携わっているかがわかります。写真展は写真家のヨハン・ベーヴマン氏が育児休暇を半年以上取得した父親たちを撮影したもの。この写真展はことし国内を巡回しますが、四国では高松が最初です。11月18日(土)~27日(月)まで当センターで展示しますので、団体・グループ等、みなさんお誘いあわせのうえ、ぜひこの機会にご覧いただければと思います。お問い合わせは087-833-2282へ。

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土日に台風21号が通過ということで、地域のいろいろな行事が中止になったりしました。避難準備情報、避難勧告などが出て、土砂災害や洪水などの危険が予測される地域は大変だったでしょう。避難に備えて非常持出袋を用意しておく必要があります。3.11のとき、翌日は避難所で食べ物がなかったと聞きます。ある避難場所では、1日に「小さいおにぎり1個、ゆで卵1個、水1本」だけだったとか。その話を教訓として、持出袋には水、紙コップ、お腹の足しになるジェリーや、心の足しになるキャンディー、好きなお菓子を入れておくと、少しは元気になれるので、軽くて、かさばらないものを入れておきましょう。そして、女性が安心できるものとして、リップクリーム、マスク、除菌ティッシュ、おりものシート、使い捨てカイロ等をいれておくと安心です。もちろん、懐中電灯をお忘れなく!

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きょう、たかまつミライエの多目的室で「南海トラフ大地震に備える」シンポジウムを開催。(主催:高松市婦人団体連絡協議会、共催:男女共同参画センター)講演の講師は岩手県陸前高田市地域婦人団体協議会幹事の佐々木美代子さん。佐々木さんは「今だから言える、6年間を振り返って」と題してお話ししてくれました。3.11から6年半、時々復興の様子がテレビで放送されますが、まだ仮設住宅に住んでいる方も少なくない。そして大切な人を失い、もやもやした状態で悲惨さから抜け出せていない人が少なくないようです。「人は、人との関係で生きている」と強調され、自分の命は自分のものであると同時に「その人につながる人のもの」でもあり、それが今も苦しみとなっているとか・・。佐々木さんのひと言、ひと言が胸に響いてきました。まずは自分の命を守るためにしっかり備えなければ・・と思いました。自主防災組織には障がいのある方、女性の参画が重要です。