いま、女性たちの間で幼児教育の無償化において認可外保育園等が対象外になるかもしれないという報道で、「なぜ?!」「そんなの不公平!」「認可園に入れないから仕方なく認可外に預けているのに」という声が上がっている。だれでも公的な幼稚園、保育園、認可園に入れたいと思っている。待機児童のままでは困るから、仕方なく認可外に預けることになるのだろう。「子どもも日本国民の一人、日本の将来を担っていく。幼児教育を無償で受けられる子がいるのに、無償で受けられない子がいる。公平に幼児教育を受けられないのはおかしい」という声を聞く。これからの議論に注目が集まっている。 (写真はダリアで品種名はクララヒューストンとか)
「もう少し収入を増やしたい」「就職して自分の能力を磨きたい」「自分にはどんな職業が合っているのか」「今の職場での悩みがある」「転職しようか考えている」などなど、考えている人のための就労相談を高松市男女共同参画センター(たかまつミライエ6F)で行っています。相談日は月水金の10:00~16:00。祝日は午後から。ベテランのキャリアコンサルタントが親身になってご相談にお応えしています。相談室でゆっくりお話しを聞き、分かり易く説明します。適職診断もできます。前もって電話で予約されると安心。相談員があいている場合は来館即相談可能。相談は無料、秘密厳守。託児のご希望がある場合は予約してくださいね。相談員はみなさんがいきいきと働ける職場への就職を心から願っています。お問い合わせは087-833-2282へ。お待ちしています。 (写真は仏生山公園のダリア。たくさんの種類でびっくり!)
世界経済フォーラムの報告書により、2013年に「日本の男女平等度が世界ランク過去最低の105位」と報じられた。2016年は111位、そして2017年版では世界144ヵ国中114位・・と後退は止まらない。今回の衆院選でもわかるように政治分野が遅れていて123位だとか。香川県は選挙区で女性議員が一人も誕生していない県の一つとなっている。候補者選びにおいて、女性が候補者に選ばれるのはなかなか難しいのだろう。地域の自治会にしても男性の会長がほとんど。男性の意識は変わりつつあると信じたいけれど、まだまだ「女の出る幕ではない」とか「女性は控えなほうがいい」などと思っている人が多いのか・・・。でも、だれもが住みよい社会にしていくためには、女性ももっと声を上げる必要があるでしょう。 (写真は高松市役所玄関の菊の花。深まりゆく秋ですね)
まるで猟奇殺人の映画みたいなことが現実の世界で起こった。神奈川で9人の遺体が発見された事件。最近、行方不明になった20代の女性は、ツイッターで自殺願望を発信し、いっしょに死んでくれる人を求めていたとか・・。また、遺体の中に10代が4人ほどいるらしいとのこと。ツイッターで自殺願望を不特定多数の人に伝える前に、公的な相談窓口、いのちの電話、よりそいホットライン、女性の相談窓口などにTELしてみてください。でんわを掛けにくいな~と思う人がいるかもしれませんが、窓口にいる人はみなさんのでんわを待っています。電話で相談してもいいし、直接会って話してもかまいません。そして、10代の人でも何歳の人でも、お待ちしています。秘密は守られます。女性のかたなら、お近くの男女共同参画センター、女性センターなどにしてみてください。当センターは087-833-2285まで。 (写真は地面に落ちたもみじの葉、落ちても魅せてくれますね)
2週連続の台風通過・・被害を受けた地域は本当に大変だろうと思います。地球の温暖化、異常気象等が原因とも言われている。人間の営みを見直さなければならない。ところで、今回の衆院選の当選者は47人で、全議員465人の10.1%でした。選挙前は9.3%。193ヵ国中160位台とか。「政府は”女性の活躍”を強調しているけど、女性議員の当選が少なかったのは残念」という声が寄せられている。これからの政策立案、決定プロセスに人口の半分を占める女性の視点、声は必要。国会議員の女性の割合は少ないけれど、地方の審議会等の委員については女性の割合を増やしてほしいものです。女性のみなさんも声を上げましょう。 (写真は台風一過の高松の空、遠くの山は女木島)