香川県高松市男女共同参画センター

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アメリカで有名な女性がセクハラ被害を証言する運動が日本でもたびたび報道されてきた。そして米誌タイムが「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、被害を証言する運動に加わった人たちを「沈黙を破った人たち」として選んだとの発表があった。勇気を出して被害を証言した人たちに共感し、それに続いて「#MeToo(わたしも)」と行動に起こす人が増え、その動きが米国だけでなく他の国にも波及しそうな状況にあるようだ。これまで社会的地位の高い人からセクハラされた多くの女性が泣き寝入りしてきたと思われるが、今回の勇気ある証言、行動は、日本におけるセクハラ被害防止についても抑止効果につながるもの期待される。今後の動きを注視していきたい。 (写真は、初雪が降った翌日の屋島。青空と白い雲のコントラストが美しい)

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2017年もあと25日ほど・・。みなさんの今年の感想は? 男女共同参画センターはここ「たかまつミライエ」に移転してほぼ一周年。ここは「こども未来館」なので、旧センターより親子連れの方や高校生、中学生、小学生の来館が増えました。学生さんたちが来ると、職員は「おはよう!」「こんにちは!」と声を掛けながら「将来、男女共同参画をよく理解し、女性も男性も生きやすい社会を作っていってほしいなぁ~」と心の中で思っています。ところで、当参画センターでは、毎月「さんかく交流サロン」を開いています。気軽に参加できる催しを・・ということで企画しています。12月は21日(木)「さんかくおしゃべり忘年会」、1月は5日(金)「初笑い新年会」、1月25日(木)は「今年の名刺をつくろう!」です。時間はいずれも13:30~15:00。申込み、お問合せは087-833-2282へ。(写真は昨年の玉藻公園にて松ぼっくりのクリスマスツリー。園内の松ぼっくりを来園者がかごに入れて集めたもの)

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「就職が決まりました!」と当センターに女性が来られました。先日、面接用のスーツを貸してあげた方でした。思わず「よかったねぇ!」と拍手。「いつから行くの?」「もう2,3日前から働いているんですよ」と。いざ就活となると、面接に行くのにスーツが必要。でも数年ぶりの再就職なので、体型が変わりサイズが合わない場合があります。また子育て中は何かと物入りですし、経済的に余裕のない場合もあります。職場ではスーツ着用が不要な人でも、面接時は着用。そういう方の相談にのり、当NPO法人たかまつ男女共同参画ネット(高松市男女共同参画センターの指定管理者)では、スーツ、カバン、クツなどを無料で貸し出しをしています。スーツは9号から17号まで揃えています。「就職できました!」と返却に来られた時の笑顔は私どもにとって大変うれしいこと。女性就労相談をしていますので、なんでもご相談くださいね。087-833-2282へ。

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 11月18日~27日まで高松市男女共同参画センターで「スウェーデンのパパたち」写真展を開催しました。子育て中の家族連れ、孫育て中の方々など、大勢の方が見てくれました。「日本では見たことのないパパたちの写真やね」と一枚、一枚じっくりとご覧になり、感心したり、微笑んだりされていました。アンケート結果では、「大変良かった」と「良かった」を合わせると96%と、とても好評でした。男性の感想では、「写真家・ヨハン氏の視線の温かさが伝わってきました」とか「男子も家事をするときがきたと思った」、「わたしも頑張りたいです」「日本でも男性の育児休暇が取りやすい社会になるべきだと思った」「子どもが可愛い。父のたいへんさが伝わった」「パパと子どもの様子がすてきですね」など、男性からの声をいただきました。ぜひ、全国各地で見ていただきたい写真ばかりでした。

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男女共同参画市民フェスの中の催しの中で、ハンセン病問題を考える市民の会が企画した映画と講演のつどいをご紹介します。12月1日(金)は映画のみで「新・あつい壁」を上映。参加費は500円(高校生以下無料)18:30~20:30。また、12月2日(土)は歌とトークで綴るハンセン病問題~「特別法廷・菊池事件について~」があります。シンガーソングライターの宮里新一さん、弁護士の国宗直子さんが出演。そのあと映画上映。参加費は同上。会場は、たかまつミライエ6階の男女共同参画センターです。ご希望のかたは直接会場へ。 (写真は、ハンセン病問題をテーマにしたパネル)