香川県高松市男女共同参画センター

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早朝、突然下から突き上げるような揺れ、しばらく揺れが続き、二人の子どもの名前を大声で呼んだ。高松市は震度4、生まれて初めて経験する揺れだった。阪神・淡路大地震から23年。今朝のTVで、大地震で両親を失くした女性が今は結婚して子育てしている。悲しみを乗り越え生きてきた体験を東日本の被災者に話している様子が映った。阪神大地震のあと新潟中越地震が起こり、被災地で浮上する女性問題を解決していく対策が必要との声が大きくなり、当参画センターでは女性の防災リーダー養成講座をスタートさせた。わが家の防災ノート発行(当参画ネット)、女性の視点を生かした避難所運営ハンドブック発行(市婦連)などに携わった。防災の出前講座も続けている。災害はいつ来るかかわからないが、備えはいつからでも出来る。教訓を次代に伝え、生かすことが私たちのすべきことだと思う。 (写真は7年前に作った紙芝居)

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いま各地の自治体で婚活イベントが行われている。超少子高齢化対策の一つとして。生涯未婚率は上昇傾向が続いている。2015年時点で男性23%、女性14%。単なる出会いがないという問題だけではない。就職氷河期で思うように就職できなかったことも一因。男女ともに非正規雇用が増えたことも要因。経済的な理由で結婚に消極的にならざるを得ない人も増えているだろう。このほど発表された日本の世帯数の推計によると、22年後の2040年には全世帯の4割が一人暮らし世帯になるという予測である。また、65歳以上で一人暮らしは、男性で5人に1人、女性で4人に1人と予測されている。社会福祉制度の充実も求められるが、食生活、適度な運動など各人の健康管理も今以上に重要になってくるだろう。  (写真は高松市のシンボルの屋島、瀬戸内海の眺望がすばらしい)

ロウバイ2014
1月9日朝、85歳の男性が女子高校生2人を車ではねて2人とも重体というニュースを聞いた。そして、きょうは91歳の男性が1歳の女の子をはね重症を負わせたという。前者は小さな事故を何度もおこしていたので家族が免許返納を促していたとか。そして、91歳の男性は8年ほど前に免許を更新しなかったので、今回は無免許運転だったというあきれた話である。高齢者がいる家庭では家族も心配する。事故を起こしてからでは遅い。他人の命を奪ったり、ケガをさせることになっては絶対にいけない。高齢者自ら早めに免許返納を決断する必要があるように思う。公共交通やタクシーの利用で移動していこう。家族から免許返納を勧められたら、「老いては子に従え」を思い出したい。 (写真はロウバイ)

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たとえば、家族のひとりがアルコール依存、ギャンブル依存等の問題を抱えていると、どうすればいいか、悩みますね。一人ではなかなか解決策がわからない場合があります。当センターで活動している団体で「AKKかがわ」がそうした家族を支援する活動を行っています。今週末の13日(土)13:30~16:00 講演会を開催します。テーマは「アディクションと家族機能・支援について~家族という病~」 講師は、ひろしま家族機能相談所所長・東山良子さん。参加費は700円。アディクションとは、日本語では嗜癖(しへき)ともいわれ、ある特定の物質や行動、人間関係を特に好む性向のことをいうようです。講演会は関心のある方ならどなたでも参加できます。会場は、たかまつミライエ6Fの男女共同参画センター。お問い合わせは087-833-2282まで。

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「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」があることを初めて知りました。会員は大学教員や弁護士などらしい。政治家などに失言があるとマスコミによって報道される。私たちは「えっ~、そんなこと言ったの?」と友人らと話すのだが、男女共同参画を推進する仕事に携わっているので、差別発言にはがっかりさせられる。このほど前述した会がネット投票を呼びかけた結果が公表された。ワースト1位は女性の政治家の、子どもを4人以上産んだ女性を厚労省で表彰することを検討してはどうか、という発言だったとのこと。当時、この発言には驚いた。言葉が出ないという感じだった。この発言に同感するという人がどの程度いるかも気になるところ。差別発言にNO!を示し、差別発言をなくしていく活動をしている会の存在を知ることができてよかった。  (写真は近くの川原で見つけたヒドリガモ?)