きょう、「ハンセン病問題を考える市民の会」よりマンガ4巻のご寄附をいただきました。タイトルは「麦ばあの島」(すいれん舎発行 1~4巻)、作・画 古林海月(ふるばやし かいげつ)さん。ハンセン病患者、ご家族の苦しみや悲しみが胸に迫る感動の物語です。高松市庵治町には国立療養所大島青松園があります。ハンセン病は重大な人権侵害の事例として注目され、児童から大人まで人権学習に取り上げられてきました。この本は小学生から読むことができ、大人にとっても読みごたえのある長編コミックです。ハンセン病についてまだ知らないという人でも、読み進めることができる物語となっています。きょうも、さっそく来館者が1・2巻を借りていかれました。大勢の方々に読んでいただきたいと思います。ハンセン病問題を考える市民の会(高松市)の皆様、ありがとうございました。
右を向いて、左を向いて、真正面を見たら65歳以上の人という時代になったのか・・。昨年10月の時点で香川県の老年人口の割合が31.0%で過去最高を更新したとか。今や国会でも「人生100年時代」の言葉が出ている。健康長寿を目指すなら、少なくとも50歳前後から健康管理に積極的に努めたい。ところで、きょう当センターをよく利用している女性が「先日、知人の娘さんから、母親が亡くなった。母のエンディングノートに、私が死んだときは〇〇さんに知らせてほしいと書いていた」と電話があったそうだ。「センターで講座を受けたときのエンディングノートよ」と教えてくれた。そのエンディングノートは当NPO法人で手作りでつくったオリジナルのノート。そして「また、エンディングノートの講座をしてほしい」と声を掛けられた。何年か経ったので、再度見直して改訂版をつくろうかなと思う。(写真は栗林公園の松。最近香川の盆栽が外国でも人気)
いま、人手不足でお店は営業時間を短縮しているところもある。業種によっては倒産する会社も出ているという。有効求人倍率は1.7を超えているとか。景気は良くなっているという声もあるが、実収入は増えていないという声もある。消費税は来年10月に上がる予定だ。最近、就活に動き出した女性が増えているのか、スーツの貸出しを申し込む人が増えつつある。当参画センターの指定管理者・NPO法人たかまつ男女共同参画ネットでは、面接用スーツを貸してあげている(無料)。始めたきっかけは、DV被害を受けた女性の自立支援の一環としてスーツ、カバン、靴の無料貸出しをスタートさせた。国際ソロプチミスト高松から寄付金、市民の方からまだ着れるスーツの寄贈などがあり、そのお蔭でこの事業ができている。当センターでは女性の就労相談もしており、女性の就業をいろいろな面でサポートしている。就労相談、スーツ貸出しともにお気軽にお問い合わせくださいね。087-833-2282まで (写真は昨夜の皆既月食、ベランダから撮影)
アメリカで大きなイベントでのセクハラへの抗議が続いている。グラミー賞の発表・授賞式において、ミュージシャンの方たちが白いバラを身に着けて登場している映像が世界中に流れているようです。レディー・ガガさんが歌の途中で「Time’s Up」とおっしゃったとか。タイムズ・アップ(もうおしまい)運動が日本でも広がっていくでしょう。世界中の人々が注目しているグラミー賞の発表なので、アピール効果は抜群! 白いバラは女性だけでなく、男性も身に着けていたのが印象に残りました。イギリスでもこの運動が波及していることが報道されていました。セクハラがなくなることを願う。
今朝のNHK番組で「女性のひきこもり」を取り上げていた。就職氷河期に思うような就職ができなくて、家にいるようになり、次第にひきこもるようになった人もいる。友人に知られたくないなどの理由から次第に疎遠になったりする。社会から置いておかれるという疎外感を感じたり・・。女性の場合、対外的には「家事手伝い」という言葉で納得してもらえる面もあり、見過ごされてきたようだ。調査によると、ひきこもり期間は平均7年間、長い人は20年にもなるらしい。そういう女性をサポートしている団体もあるとか。サポートにより、今では働くようになった人もおられるそうです。当参画センターとしても、なにかサポートできるような取り組みを考えてみたい。 (写真は寒さに耐え道端に咲いたスミレ)