きのうは、東日本大震災から7年に関する報道番組などが相次いだ。津波の映像もたびたび映り、高松で初めて震災発生を知り、テレビをかけて仙台空港の津波の様子を視た時のことが思い出された。一番感じたことは、7年も経つのに復興が道半ばであるということ。避難者も今なお全国に約73,000人もいることに驚く。そして「復興格差」という言葉も耳にする。震災後当初から「復興失くして再生なし」ということが声高に言われた。復興には当然多額の予算が必要となる。「森友学園の8億円の値引きは考えられない・・」そんな声が聞こえてくる。
先日、5歳の幼児が父親の虐待で死亡するという事件が報道された。新聞、テレビ等でも毎日のように「虐待という言葉」を見聞きする。きょう当センターでは「これって虐待? これってDV?~知っておこう基本の”き”~」という講座を実施した。子育て中に知らず知らずに虐待に当たることをしていたり、また、配偶者からDVを受けたりしている人がいるのではないかということで企画した。参加者から「からだへの暴力は振るったことはないが、言葉では日常的に虐待をしていると思う。自分もされてきた。弱者である子どもの立場で常に考えるように心がけたい」という声も寄せられた。当センターの講座はほとんどが無料の託児付き。今回、30代、40代の参加が多かったことが何より良かったと思う。 (写真は春の花・ストックと菜の花)
3月7~8日県婦連の生活文化展がサンポート高松・シングルタワー1Fとデックスガレリアで開催された。当参画センターは、男女共同参画コーナーにDV防止のパネルや内閣府男女共同参画局発行のポスターを展示した。ポスターは「男性の暮らし方・意識が変われば日本も変わる」がタイトル。日本男性の家事・育児時間は約1時間20分程度、欧米先進国約3時間に比べて大きな差がある。目標は2時間30分としている。当センターのパネルは「(子どもの前でおこなう)DVは子どもへの虐待になります」と「子どもの貧困7人に1人、貧困率13.9%」と呼びかけている。
明日は国連が制定している「国際女性デー」。日本では、国際女性デーを日本の新たな文化行事として定着させ、女性がいきいきと生きられる社会の実現をめざそうと、昨年「HAPPY WOMAN FESTA 2017 」が渋谷で開催され注目を集めた。今年はさらに規模が拡大され、東京2会場のほか、大阪・愛知・宮城で同時開催されるとのこと。”女性がイキイキワクワク生きられるライフデザイン”をテーマに、セミナー・ワークショップが繰り広げられるようだ。国際女性デーをきっかけに、女性の生き方を考えるとともに、女性が今よりも生きやすい社会づくりに向けて一歩一歩前進していきたいものです。 (写真は荘内半島から瀬戸内海を眺望、過去に撮影)
フギュアスケートで金メダルを取ったザギトア選手(ロシア)に秋田犬(メス)の子犬を贈ることが決定し、ザギトア選手が「マサル」と名付けるとコメントしたという。昨日の報道番組を見ていると、某アナウンサーが、男の子みたいだからマサミとかマサコなら・・というようなコメントをしていた。「マサル」には「勝る」とか「優」という意味があるので、ザギトア選手は「マサル」にしたいと思ったのだろう。日本の男子にも「良美(ヨシミ)」などと女子かな?と思う名前もある。女子でも「光(ヒカル)」という名前も見る。本人が気に入って名付けることに干渉しすぎるのはどうかなと思う。 (写真は気温が上がり満開になった梅の花)