香川県高松市男女共同参画センター

P1150680
女性記者へのセクハラ騒動で、セクハラ防止策として報道機関が女性記者を政府高官の取材担当から外す対応をすることは妥当ではない、との答弁書を政府が閣議決定したとか。防止策として「男の記者に替えればいい」との声も出ていたらしい。その言葉が出るようでは「セクハラとは……」をまだ十分理解していないと思われる。政府は「女性の活躍」を掲げている。取材担当に男女差はないはず。これを機会にセクハラのない職場づくりの模範を見せてほしいものです。
これからも女性記者が活躍してほしい。(写真は、たかまつミライエに掲げられた鯉のぼり)

P1150627
18歳未満の子どもが2017年にSNSを使って犯罪に巻き込まれた人数が5年連続で最多(1813人)を更新したという。淫行など青少年保護育成条例違反の被害が702人(39%)、児童ポルノ570人(31%)、児童買春447(25%)、強制性交・強制わいせつ40人などの順。そのなかで児童ポルノについては、脅されたりだまされたりして自分の裸の画像を送っていた。8歳の少女もSNSでやりとりした男に送信させられていた。その写真がネット上で広がるリスクもある。とにかく、ネット上に氏名・住所・学校名などの個人情報や自分や友だちの写真を安易に載せてはいけない。知らない異性とのデートや援助交際を募る書き込みはやめよう。被害に遭わないために。
(写真は花筏<ハナイカダ>筏に人が乗っているように見える。)

P1150656
官僚のセクハラ騒動の次は、人気グループのメンバーの強制わいせつの報道があった。女子高校生を自分の部屋に呼び出し、キスをしたという。お酒を飲んでいたのか・・。それにしても、大勢のファンがいるだろうに、軽はずみな行為をしたものだ。女子高校生にとっては、今回のことがトラウマになるかもしれない。今回はお互いに知っている仲だったようだが、SNSで知り合っただけの男性に呼び出されて、男性の部屋に入るのは危険である。想定外のことが起きるかもしれない。慎重に、慎重に! 危機管理術を身に着けよう。  (写真は今朝、たかまつミライエの芝生のところで見かけたハクセキレイ。白と黒のコントラストがキレイ)

P1150632
いよいよ相撲協会が土俵の女人禁制について論議を始めるという報道があった。男女ともに論議の結果に注目することと思う。土俵上で倒れた人に対して救命措置を迅速に行っている女性がいるのに「女性は土俵から降りてください」とアナウンスされたことを発端に、女性の市長が要望書などを提出、それを受けて論議するようだ。最近は、女性も建築、土木等の分野にどんどん進出。ダム工事、トンネル工事の現場も行っているのでは?「女性が入ると山の神が怒る」などと言われていたとか。祭りの神輿だって女性が担いでいる。今の若い女性たちは「月経が穢れ(けがれ」とは思わないだろう。だって男性も女性から生まれている。多くの国民が納得できる結論が出るかどうか注視していきたい。

P1140675
4月になって再就職する女性が増えているようです。当センターでは面接用のスーツを無料貸出しているのですが、借りたいという人も増えています。当センターでは女性のための就労相談の実施とあわせ、就労支援講座も開催しており、5月21日(月)13:30~15:00に採用につながる応募書類の書き方・面接講座を行います。希望の企業等にアピールできる履歴書・職務経歴書・面接等のポイントを学んでおきませんか。いざという時役立ちますよ。参加費は無料。また、6月にはパソコン講座ワード、エクセルを予定していますのでご利用ください。詳細はお問い合わせください。087-833-2282 (写真はアオサギ)