新幹線での死傷事件には驚愕させられた。世界では日本は安全な国として見られているが、安心できないと思われるかもしれない。逮捕された男性は「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった」「男性に犯行を邪魔されたから逆上してやった」とも言っているとか。止めようとした男性は男に切り付けられ、倒れた体に馬乗りになってさらに切り付けられ大切な命を落とした。心よりご冥福をお祈りします。もし、男性が止めに入らなかったらもっと犠牲者が増えていたかもしれない。男性からの暴力は弱者といわれる女性や子どもに振るわれることが多い。新幹線では空港のように荷物検査をするのはムリと言われている。が、今後どんな対策を打つのか注視していきたい。まずは警備員による車内巡回が必要だろう。新幹線に乗って隣に女性が座るのか、男性が座るのかとても気になる。今回経験した人はトラウマになるかもしれない。 (写真は丸亀市中津万象園内)
気軽に男女共同参画センターにお越しいただくための交流サロン。6月は「コーヒーの味くらべ~好きな味と香りは?~」です。コーヒーと言えば、産地、品種によって多彩な味と香りが楽しめますが、今回はコーヒー専門店のかたに講師になっていただいて、何種類かのコーヒーの味と香りを比べてみましょう。自分好みのコーヒーを探してみませんか。日時は6月21日(木)13:30~15:00 参加費300円。和やかな雰囲気の中でお互いに情報交換するのもいいでしょう。梅雨の時季ですが、ひきこもらないで楽しいひとときを過ごしませんか。申込み087-833-2282へ。
香川県子ども女性相談センターが2017年度に対応したDV相談件数は644件で前年より-5件だったとか。年齢別では、40代167件、30代155件、20代79件で子育て世代が6割強を占める。暴力のうち、身体的暴力が357件で55%、精神的暴力39%、性的暴力4%の順になっている。相談したのは被害者本人からが6割、警察関係からが15%。もしDVで悩んでいたら早めに相談してみましょう。子どもにDVを目撃させることは子への虐待になります。相談は県子ども女性相談センターは087-835-3211、高松市男女共同参画センターは087-833-2285、いずれも相談専用電話です。 (写真は豊島から眺めた瀬戸内海)
財務省のセクハラ問題後、官民でセクハラ研修が増えつつある。きょうの報道によると、各府省の昇任の要件にセクハラ防止研修の受講が必須となったようです。これまで女性記者に限らず、各府省の職場の女性もセクハラを受けていた人がかなりいるのではないでしょうか。その場ではサラリと受け流すことができても、あとでそのときの不快感がいつまでも残る。筆者もその経験はある。今もそのときの会話は忘れていない。今回のような問題が起きないよう、セクハラ研修はきっちりと実施し、防止に取り組んでほしいものです。 (写真は京都宝泉院の額縁庭園、樹齢700年の五葉松)
国際労働機関(ILO)が職場のセクハラ、暴力をなくすための国際基準の枠組みについて、拘束力を持つ条約制定の方針を決めたようです。しかし、賛成の国、反対の国、ハラスメントの定義をもっと議論すべきとの声が上がっているとか。日本は消極的だという報道も。ああ、やっぱり・・という声が聞こえてきそう。前財務事務次官のセクハラ問題でいかに幹部がセクハラについて正しく理解していないということを多くの国民が知りえた。「条約ができても日本はなかなか批准しないのでは・・」という声も聞こえてくる。今後の動きを注視していきましょう。