香川県高松市男女共同参画センター

全国で推計約93万人の中高生が病的なインターネット依存の疑いがあるとの報道があった。ひどい例は、中3の男子はオンラインゲームにはまり、一日18時間もゲームをしていることがあるという。ここ半年間は不登校、引きこもり、昼夜が逆転、食事は一日一食で痩せてきたという。依存患者は、親への暴言・暴力などが頻繁に見られるそうだ。早急な対策が求められている。子どもの暴力には、家庭の中においては、特に母親がその被害を受ける可能性が高いのではないか・・。親子がじっくりと話し合い、ゲーム時間について話し合うことが必要なときに来ているのではないだろうか。

朝、寝起きに見たTVニュースが某大学2年生男性が再逮捕された事件。朝からこころが曇る。9月に起こした事件、19歳の女子学生に対する準強制性交等の疑いによる逮捕とか。女子学生が酩酊状態で歩いていたところ、雑居ビルに連れ込んで乱暴したようだ。男性は「酔っていたので思い出せません」と容疑を否認しているという。1回目の逮捕は、女子学生の腹部を蹴っているところを通報されて現行犯逮捕されていた。大学のミスターなんとかに出ていた男性らしいが、とんでもない暴力男のようだ。TV映像で顔も映っていたが、目立ちたがり屋の印象を受けた。今回は女性に暴力を振るう男として目立ったと同時に、大勢の人たちが激怒していることだろう。女性に対する暴力の根絶!・・さらに大きな声を上げなければ。

愛媛県で農業の魅力を伝えるために結成されたアイドルグループのメンバーのうち、リーダーになっていた16歳の女の子が今年3月に自殺していたとのこと。母親が「自殺の当日には(所属会社の)代表取締役のことを怖いと話していた」という。また「事務所を辞めるなら1億円を支払え」と言われたということも伝えられている。女の子のグループが次々に結成され、人気アイドルが次から次へと誕生し、それを見て女の子たちが憧れて、新たなグループ結成に応募していく・・。そのグループのビジネス展開をプロデュースするのは大人たち。今回の女の子は、脱退の意向を伝えると、会社のスタッフからLINEで「次また寝ぼけたことを言い出したらブン殴る」などのメッセージがきたという。視聴者はこうしたアイドルグループの裏を知らない。大切な命が失われたことが悲しく残念でならない。ひとりで悩まずにだれかに相談しよう。

 

厚労省が調べたデータによると、例えば1980年生まれで65歳まで生きた人は、男性の43%が90歳まで生き、女性の69%が90歳まで長生きするだろうと推計できるとか。そのうち100歳まで生きるのは、男性が6%、女性が20%だろうという。それで、心配なのが年金問題と医療費の増加。今後のキーワードは「健康寿命を延ばそう」。健康管理に気を付けて、仕事ができるうちは仕事をしたり、地域コミュニティ活動をしたり、適度な運動をしたり、いつまでもいきいきと暮らせるようにしたいものです。次世代の人たちの負担が大きくならないようにしていきたい。

子育てにおいては、保育所への入所に苦労するし、小学校に上がれば学童保育は利用できるのか・・と心配する。この二つが希望通りに利用できれば、子育ても少しはし易くなるでしょう。報道によると、学童保育の利用児童は増加傾向にあるようです。今年5月1日時点で学童保育利用児童は全国で約121万1522人で過去最多とか。同待機児童は約17,000人もいるという。国は2023年までに定員を30万人増やし、計152万人受け入れを目指しているようです。多くの人たちがその目標達成を望んでいるでしょう。保育所、学童保育の待機児童ゼロにならないと、女性の悩みの一つ、仕事と子育ての両立もうまくいかないとの声をよく聞く。