香川県高松市男女共同参画センター

「児童虐待」に関する報道はいっこうに減らない。というのも、社会の関心が高まり、通報や相談が増えたことにもよるようだ。ことし1月~6月までの児童虐待通告が過去最多の約37,000人で7年連続で増加したという。子どもへの心理的虐待が約26,400人で全体の約7割。そのうちの6割強が子どもの目の前で配偶者らを暴行したり罵倒したりする面前DVだそうだ。ほかに身体的虐待は約6,800人、育児放棄(ネグレクト)は約3,800人だった。虐待による保護者らの摘発は641件で前年同期より130件増で過去最多。さらに、児童ポルノ事件も過去最多の約1,400件。児童ポルノの写真、映像の単純所持容疑の摘発が急増しているらしい。自分でこっそり持っているだけというのも即やめましょう。 (写真は明るい光を注いでくれるツワブキの花)

 

きょうの三面記事を見ると、「盗撮で逮捕」の記事が並んでいた。逮捕されたのは某放送局チーフ・プロデューサー、もう1件は会社員で偶然にも2人とも42歳。スマホ時代のなか盗撮が後を絶たないが、盗撮のあとは逮捕され、それまで築いた社会的立場を失うかもしれないという結末は想定外なのでしょうか…。根本的に女性のスカート内を盗撮することは、女性の人権無視であり、女性差別に当たる。女性の性的画像を売って儲けようというのは性の商品化。CMで女性の性的部分をアイキャッチャーとして利用している事例も性の商品化といえるでしょう。また、スタジオにコメンテーターが並んでいる番組で、女性の足や胸などをアップで写す番組も、それで視聴率アップを狙っているのか…。いずれにせよ、盗撮する前に「逮捕」を想定内にしておくべきではないでしょうか。「わたしは盗撮で会社を辞めました」とならないように。 (写真は実りの秋・柿)

11月11日(日)13:30~16:00「次世代に”もったいない”を広めよう!」という講座を開催します。男女が共に活躍できるまちづくり講座の一つです。内容はおさがり服の交換会、こども服のリユースを考えるワークショップ、パープルBOXチャリティーバザー(DV被害者の生活自立支援事業の一つで陶器、雑貨等格安にて)など。子育て中の人、そうでなて人もぜひお越しください。掘り出し物に出合えるかも。講師はNPOグリンコンシューマー高松。たかまつミライエ6階の当センターで行います。お問い合わせは087-833-2282まで。 (写真は二条城)

女性のAV出演強要被害は重要問題として内閣府男女共同参画局からも度々注意の通達がくる。最近はスカウトにSNSが利用され、巧みに女性に近づく事例が見受けられるようだ。LINEでのやりとりが始まり、徐々に親しげになり、警戒心がうすれて直接会う、そして巧みにAV出演につなげられてしまうらしい。性感染症にかかりストレスから不眠症になっている女性も。SNSでの出会いには常に警戒心をもっておくことを忘れないで! 被害を受けて悩んでいる人は相談してください。県・市の男女共同参画センター相談窓口や、主な団体のPAPS(ぱっぷす)050-3177-5432、ライトハウス0120・879・871 へ。当参画センター087-833-2282まで。  (写真は二条城の二の丸庭園)

あさって24日10:00~11:30「スポーツにおける男女の活躍~オリンピックをめざして」という講座があります。The  world’s  greatest  sporting  spectacle  is  coming to  Tokyo !    2020年の東京オリンピックは楽しみですね。会場に出向いて競技を観戦したり、テレビで視たり。「What do  you  want  to  watch  ? 」「I  want  to  watch  ・・ 」などと、みんなで新しい競技種目も含めてどんな競技があるか、Paralympic  Sports  についても学んでみましょう。楽しんでみるという気持ちでご参加いただければと思います。当日、たかまつミライエ6Fの男女共同参画センターにお越しください。お問い合わせは、087-833-2282まで。