大手ハウスメーカーが男性社員に対して育休1ヵ月を取得させることを決定しているという。対象は3歳未満の子どもをもつ社員で1ヵ月間の給料も出るそうだ。こんな企業が増えてほしい。社長が育休取得制度の先進国・スウェーデンを視察したのがきっかけとか。2,3日前「産まなかったのが問題・・」発言で大騒ぎになったが、この企業のように男性が育休を取りやすい職場環境づくりに取り組むことこそ重要課題だと思う。初めは1ヵ月が無理なら、2週間からでも始めたらいいのでは?男性が家庭で育児や家事に携わることにより、女性が求めるニーズを知り、商品開発、サービスの創出のヒントも得られるでしょう。もちろん、パートナーの負担も軽減されるし、子どもと触れ合うことによるメリットも得られるでしょう。こうした男性の育休取得が拡がってほしい、と多くの女性が願っているはずです。
本日のマスコミ報道によれば、「年寄りが悪いみたいなことを言う変なのがいっいっぱいいるけど、それは間違いだ。子どもを産まない方が問題なんだから」というような発言が政治家からあったそうだ。それを知って一番に思い浮かんだのは「子どもを産みたいと思えるような社会環境づくりへの取り組みが不十分だったのではないか・・」ということ。少子高齢化が進むことはもう数十年前から予測できたことではないでしょうか。そして、たとえば、産まない、産まなかった方については、個々人のさまざまな理由があるからであり、「問題である」などと言うのはおかしい。また「年寄りが悪いみたいなことを言う変なのがいっぱいいるけど・・」発言については、それに同感する人がどのくらいいるのだろうか・・。あとで「誤解を与えたとすれば撤回する」との発言があったようですが、きょうの報道に嫌な思いをされた方はどのくらいおられるのでしょうか・・。 (写真は松の盆栽)
学校の先生から突然変なことをされたら6年生女子だったらは大きなショックを受けるでしょう。報道された件は、トイレ掃除中に一人でいるとき先生から胸を触られたという。その後、女の子が不登校になりPTSDと診断された。そしてこのほど教諭や県などに損害賠償を求めて提訴した。男性教諭は否定しているという。女の子がうそを言うとは思えない。以前、筆者の友人が「小学生のとき机の真向かいに座っていた先生から勉強を教えてもらっていたら、先生がひざの間に足を入れてきた・・」と話してくれたことがある。嫌な思いは数十年?前のことでも覚えているものです。女の子の心身の回復を祈るばかりです。 (写真は椿、同じ木に2色の花)
昨年11月から行方不明だった女子大生が、茨城で遺体で発見された。オンラインゲームで知り合ったという30代の男が死体遺棄容疑で逮捕されたという。先日も女性が殺された事件があり、悲惨な事件が続いている。オンラインゲームやマッチングアプリで出会い、男に「会いたい」と言われて会いに行く、なんと危険なことか・・。特に一人で会いに行くということが、筆者には信じられない。今回、女子大生は「男の人に会いたいと言われている」と友達に話していた。それも捜索の手掛かりにはなっただろう。いずれにせよ、特に女性、女子はネットでの出会いは危険がつきものであるということを絶対に忘れてはいけない。ゲーム依存症、相手に直接会って殺される、国際ロマンス詐欺でお金をだまし取られるなどなど・・ネットの危険性を次代を生きていく子どもたちに教えておきたい。
樹木希林著『一切なりゆき』を昨日読んだ。その中で「モノを持たない、買わないという生活は、いいですよ」という言葉がある。振り返ると筆者は無駄なものを買ってきたと思う。昨年から生前整理に取り組んでいる。このままでは娘たちが困るだろうというのが一番の理由。樹木希林さんは物を大切にし、使い切る。安易にモノを買わないでシンプルな生活を楽しまれていた。当センター毎月実施の「さんかく交流サロン」の2月21日(木)のテーマは「遺品整理」。親が亡くなった後、遺品整理で大変だったという話をよく聞く。今回は実際に遺品整理を手掛けている業者の方に整理のコツ、廃棄する物のまとめ方、換金できる物、運搬費用等について話していただく予定。元気なうちにシンプルな生活にしておきたい。21日は13:30~15:00予定。申込みは087-833-2282へ。参加費無料。 (写真はしだれ梅)