香川県高松市男女共同参画センター


32歳の若い女性(保育士)が男性に殺害されるという事件が起きた。ニュースを聞いて憤りを感じた。なぜ、あのような残虐な手口で女性の命を奪ってしまうのか。未来に向かって一生懸命生きている女性の命を自分勝手な理由で奪ってしまう、このような事件が後を絶たない。センターとしてはDVをはじめデートDV、ストーカー等の防止に取り組んでいるが、どう防いでいけばいいのか。被害者と加害者は乳児院勤務で同僚だったという。男性が女性に好意を持っていたという報道もあるが、自分の思うようにならず、カッーとなって腹いせに殺害に及んだのだろうか・・。最近、アンガーマネジメント講座の受講者が増えている。また、幼稚園児から小学生、またその保護者を対象とした講座も盛んになってきた。いかに怒りを抑えるか、これを身に着けることは大事だと思う。怒りで大切な人の命を奪ってはならない。 (写真はレンギョウ)

 今週28日(金)は県議会議員選挙の告示日。全国の地方議会において女性議員は全体の13%だとか。そして女性議員ゼロの議会が19%もあるという。47都道府県議会では女性議員のいない議会はない。県議会においては、香川、山梨、佐賀の3県は女性議員はわずか1人。今回、女性の候補者は何人でるか・・。女性の候補者数はさておいて、せっかく先人たちか゛運動して女性の選挙権を獲得したのに、女性の投票率が低いというのは残念でならない。香川県議会議員の前回の投票率は48.64%、男48.90%、女48.4%と低い。平成27年は男女合計で50.04%、同23年は54.12%と、年々投票率が低くなっている。それこそ、平成最後の選挙!投票しましょう!  (写真は満開の街路樹・陽光桜)


厚労省が介護現場で働く人を対象に調査した結果が公表された。それによると、介護サービス利用者から精神的暴力や身体的暴力等ハラスメントを受けた介護職員は半数以上いることがわかったという。人手不足、賃金が低いことなどが問題視されているなか、ハラスメントという深刻な問題が浮き彫りになっている。訪問介護職員が経験した被害では、精神的暴力が81%、身体的暴力が42%、セクハラが37%(複数回答)となっている。ホームヘルパーをしていた人から「セクハラがイヤで辞めました」と聞いたことがある。女性介護職員は一人で男性の家を訪ねることになるのでセクハラが一番の心配らしい。今後、高齢者の増加に伴い、介護サービス利用者も増える。ハラスメント対策に早急に取り組むことが求められる。市内の某病院のエレベーター内で「セクハラをした患者さんは、退院していただきます」との貼り紙を見たことがある。どの程度の効果があるのかはわかりませんが・・。


悲しい事件が起こったようです(熊本県)。今朝、60代の女性から「介護に行き詰まり、お母さんの首を絞めて殺しました」と警察に電話があったという。警察官が駆けつけ、母親を病院に搬送したが、死亡が確認された。女性は無職で、母親の介護のために自宅から通っていたそうです。介護に行き詰まって、母親を殺すほど苦しんでいたのだろうか。だれかに相談してみようと思わなかったのか・・。介護している人の負担は心身ともにあるだろうし、金銭的な面もあるだろう。それまでの親子関係がどうだったかも影響するだろう。とにかく犯罪を犯してはらない。だれかに相談するか、介護の相談窓口で相談しましょう。高松市であれば、「たかまつ介護相談専用ダイヤル」は0120・087・294。年中無休、24時間)


写真は昨年4月の「転勤者とさぬき人のはじめまして講座」の第1回目の光景。今年は4月25日(木)13:30~15:00に「高松のうまいもん 食べて語って 人の輪づくり」を開催します。参加費は600円。無料の託児付き(1週間前までに要予約)。テーブルを囲んで高松の美味しいものいろいろ味わいながら、話に花を咲かせます。毎年4~6月まで3回程度開催し、そのあと転勤者の方で希望者は「はじめまして香川の会」に入られ、その後も毎月交流されています。参加者の中には「ことし3月に転勤してきたばかり」とか「転勤してきて2年ぐらいになります」とかいろいろ。”さぬき人”というのはずっと高松在住の方や、各地に転勤したけれど故郷に帰って来た、移住された方など様々。みなさん転勤して来られた方に高松はもとより、香川県、四国の良さを満喫してほしいと願っている方々ばかりです。お申し込みは087-833-2282まで。お待ちしています!