今朝のTV番組で、平成時代に非正規雇用がずいぶん増えたと伝えていた。昭和63年ごろ817万人だったのが今は2120万人でなんと2.5倍。運悪く不況のときに就活した某男性は50社ほど受けたが正社員になれなかったという。その年は5人に1人は就職できなかったとか。リーマンショックが起きたときは雇止めになったという。38歳で大学院に入ったがその後も正社員にはなれなかったそうだ。平均賃金を比べると、大企業は約37万円程度、非正規は22万円程度らしい。賃金格差は大きい。今は人手不足で正社員にもなり易い状況のように見えるが、果たしてこれから正社員と非正規の割合は狭まるのか、広がるのか・・・。注視していきたい。 (写真は咲き始めた山吹の花)
3月に大手企業の元社員が就活中の女子学生に対するわいせつ容疑で逮捕された。そして、このほど就活生を対象にセクハラに関するアンケート結果が公表された(ビジネスインサイダージャパン調査)。同調査(660人)によると、全体の49.4%(326人)がセクハラを受けたとのこと。そのうち誰にも相談していないという人が80.7%(263人)もいたという。被害に遭った場はOB訪問が46.6%、面接中が30.4%となっている。就活セクハラは今春になっての報道が目立つが、それ以前にも泣き寝入りしていた女子学生がどの程度いたのだろうか・・。企業側もセクハラ研修及び就活生への対応についての指導が必要だろう。
きょう東池袋で交通事故があり30代女性と3歳の女児が死亡、8人がケガをしたとの報道があった。これを知って、高齢者の運転ミスの怖さを改めて考えさせられた。このところ高齢者の運転による交通事故、高速道路の逆走などのニュースを頻繁に聞く。「自分の親が高齢で免許証を返納しないので心配。どうやって返納を納得させるか・・」との話も聞く。筆者の周囲にも70代後半、80代前半で運転している男女はかなりいる。今回事故を起こした男性は87歳だった。最近は80代になると返納している人も増えてきたように思う。本人が返納を拒否する場合、近親者がどう本人を納得させるかも考えなければならないだろう。
「たかまつミライエ」の2階には「夢みらい図書館」があります。そして6階の男女共同参画センターにも図書コーナーがあり、図書貸出しを行っています。男女共同参画に関連した書籍、情報誌はもとより、ベストテンにランクインしている人気の書籍も揃えています。女性の生き方、男性の生き方、子育て、介護、料理や片付け、就活、終活等に関する書籍や雑誌があるので大いにご利用ください。貸出しは1回3冊で2週間まで。またDVDの貸出しもしており、最近では企業からセクハラ・パワハラ、LGBT関連のご要望もあります。ふれあい交流サロンでコーヒーを飲みながら読書されている方もおられます。気軽にご利用ください。 (写真は新書、雑誌コーナー)
きのう市長選挙、市議会議員選挙が告示され、市長は無投票当選でした。市議会議員は定員40人のところ48人が立候補、そのうち女性は10人(20.8%)です。これまでの市議会の女性議員は7人(17.5%)でした。今回女性の立候補者の年代をみると、30歳代が1人、40歳代が3人、50歳代4人、60歳代1人、80歳代1人となっています。先日の県議会議員選挙では前回一人だった女性議員がやっと2人になりました。その時の投票率は過去最低の38.4でした。注目の10歳代投票率は20~30%台と低迷が続いている。4月21日の選挙には投票率がアップするよう一人ひとりが心がけたいものです。 (写真は「たかまつミライエ」の花壇、それぞれの個性が輝いている)