子育て中の若いママたちに人気の「やさしい英語で男女参画を学ぶ講座」、託児付きなのも好評です。受講者から「学生の頃を思い出しました」と言う声。やっぱり、子育て中でも勉強したいなと思っているんだな、というのがわかります。今回のテーマは「地域で出会う外国の方とのコミュニケーション!」です。高松市在住の外国人も年々増加傾向にあり約4,000人。共に地域社会で生活できる、多文化共生の住みよいまちを目指しています。ご近所などで出会ったりした時の自己紹介、ゴミ出し方法や地域の施設等の場所、道案内などを想定した会話を練習してみましょう。日時は5月22日(水)10:00~11:30 講師はトーストマスターズクラブ。参加費は無料。(託児はすでに定員に達しています)。幅広い年齢のかたが受講されています。お申し込みは087-833-2282へ。(写真は栗林トンネル付近の山に咲いている藤の花)
10歳の心愛さんの虐待死がたびたび報道され、全国に悲しみが拡がるなか、今度は父親から性的虐待を受けていたことが分かったという。医師が「性的虐待を受けている疑いがある」との診断があり、それを児童相談所の担当者は知っていた。にもかかわらず、父親のもとに戻してしまったらしい。その結果、心愛さんの命が奪われることに至ったともいえるでしょう。医師の診断についてどう対応したのか?? 今になって報道されることになった理由は?? こんなことにならないように、子どもの命、人権を守ることを第一に考え、学校、児童相談所、警察、病院の医師らが連携し、子どもを助けなければならない。現場の人員が不足しているなら、増やさなければならないでしょう。子どもは助けを求めているということを忘れてはいけないと思う。
けさのニュースでびっくりしたこと。この10連休中に「退職代行サービス」への相談が増えているという。昨年の5月の連休の時よりだいぶ多いらしい。連休が長引くに連れ、会社を辞めたいという思いがつのるか・・。辞めたい理由はいろいろあるのだろう。総務省統計局の労働力調査によると、2017年の転職者数は311万人で、年々増加傾向にあるとか。今は人手不足という情報が行きかっているのだが、正規雇用か臨時雇用か、アルバイトが不足なのか分からない。それにしても「退職したい」という意思を代行サービスに依頼する時代になったのかと思うと、依頼者がそのあと社会人としてちゃんとやっていけるのだろうか。代行料金は正規社員の場合は5万円、非正規は3万円とも聞く。10連休が明ける明日、代行業者は大忙しとなるのか・・。
いよいよ今日で平成も終わり。平成7年に「高松市女性センター」がオープン。そして平成18年に「高松市男女共同参画センター」に名称変更、と同時に市民の声を事業運営に反映させよう、ということで指定管理運営になり、当NPO法人たかまつ男女共同参画ネットが受託しました。今年8月1日にセンター開設24周年を迎えます。平成28年11月に現在のこども未来館「たかまつミライエ」6階に移転。旧センターが南海トラフ巨大地震に対して耐震性に問題ありということで移転が決まったのです。今は6階の当センターからは高松のシンボル「屋島」をはじめ女木島、男木島など瀬戸内海の島々が眺望できます。「ふれあい交流サロン」には親子づれが来られ、休憩や昼食等の場として喜ばれています。フロアのレイアウトを変えて各種パネル展、鉄道模型イベントやコンサート等にも利用。幼稚園や保育所の子どもたちが訪れ、フロアに敷物を敷いて楽しそうにお弁当を食べたり・・便利に使えるフロアとなっています。旧センターに比べ若い男女の来館が増えました。女性のための就労相談もしています。明日から「令和元年」、さらに親しまれるセンターになるよう努めていきます。今後ともよろしくお願いします。
こども未来館「たかまつミライエ」6階にある当男女共同参画センターは、10連休ではなく、”10連続”の開館。職員はローテーション勤務による出勤。筆者がきょう車で出勤すると、いつもは約30分かかるが、きょうは10分で到着。当センターのふれあい交流サロンにはパパとこどもの親子や、パパ、ママの子ども連れが訪れ、仲良くおやつやお弁当を食べたりしていました。学生さんは勉強をするために、団体活動をしている方は軽印刷の利用で来られました。ところで報道によると15歳以上のすべての女性のうち、働く人の割合が2018年平均51.3%で50年ぶりに50%を超えたとか。しかし、男性では正規雇用者が29万人増、非正規22万人増に比べ、女性では正規24万人増、非正規62万人増で、非正規の増加が大きいことがわかる。女性の場合、出産のための退職後の再就職が困難な状況であり、やはり男性の家事・育児の参加が重要課題といえるでしょう。 (写真は今が見頃のツツジ)