高松市男女共同参画センターでは、寸劇で男女共同参画への理解を深めていただこうと、10年ほど前から「高松さんかくゆめ一座」の出前講座を行っています。一座のメンバーは十数名。脚本も自前で作り、市内のコミュニティセンター等の出前要請に応えています。1月30日(木)は古高松南コミュニティセンターへ。時間は11時~12時。演目は「介護にもさんかくの風を」。先日もメンバーが当センターに集まって練習をしていました。2月にも出前講座の予約あり。讃岐弁の台詞(せりふ)に親近感を覚え、時々入る”笑い”に会場も和やかな雰囲気になります。締めは手話コーラス。皆さんがよく知っている歌なのですぐに手話も覚えられます。興味のある方はお出かけくださいね!
厚労省が職場のハラスメント撲滅へのキャッチフレーズ募集、このほど大賞が発表された。パワハラ部門の大賞は「パワハラでなくす信用 部下の支持」。セクハラの大賞は「嫌そうじゃないから? いや、そうじゃないから。」そしてマタハラ部門の大賞は「マタハラを 怒っています お腹の子」。マタハラ大賞は表現が上手い!! お腹の子が怒っている顔が浮かんできました。少子化による人口減少を憂いながら、雇用主は退職を促したり、嫌がらせされるという声を聞く。出産後も働きたいという人のために、希望したらいつでも子どもを預けられる保育所等の整備をさらに充実させ、地域社会で子どもを育てるという意識を高めていかないと、女性はなかなか結婚、出産に積極的になれないのではないでしょうか・・。 (写真はマンリョウ)
先ごろ、農水省が企業とフードバンク運営団体との仲介役に力を入れていく事を発表しました。食品ロス削減にも効果が期待できます。当NPO法人たかまつ男女共同参画ネット(高松市男女共同参画センター指定管理者)では、「NPO法人フードバンク香川」からの食品を必要としている家庭に提供しています。フードバンク香川に企業から食品提供の申し出があると、食品の種類、数量、提供日などの連絡があり、希望数量を連絡すると受取可能な日を知らせてくれます。そして必要としている方々にお渡しすると、いつも喜ばれています。また、当参画ネットでは市民の方々から食品・生活用品等の寄附を受け付ける「パープルBOX」を設置、品物を必要としている方にお渡ししています。DV被害者の方が新生活を始める際にも生活用品等を提供、就活用スーツ、カバン、靴等も無料貸出を行っています。お問合せは087-833-2282まで。
生涯未婚率は年々上昇しているようだ。2019年に公開されたデータは、男性23.4%、女性14.1%。2040年には、男性29.4%で約3割、女性18.7%という予測もある。2015年の国勢調査による未婚率は、30代前半の男性は約47%で約半分、女性は約35%。それらを受けて、各県に婚活支援センター等ができマッチングに力を入れている。最近はAI(人口知能)によるマッチングを進める取り組みが行われているようだ。年収、職種、学歴、身長等の希望条件の入力によるマッチングだけでなく、これまでの成婚例のデータを集め、新たな要素をマッチングに採り入れようとしているのだろうか。とにかく、家事・育児・介護は女性の役割という固定観念が変わらなければ、女性の結婚に対する意識もあまり変わらないような気がするのだが・・。
阪神大震災から25年。そして東日本大震災、熊本大地震・・と大地震が発生しました。今後、予測されるのが南海トラフ大地震。阪神大震災では道路や建築物の倒壊、大火事、東日本大震災では大津波、熊本大地震では建築物の倒壊等々、大被害の要因が少しずつ違っていました。自分たちの地域はどんな被害が予測されるのか情報を得、これまでの教訓を実行していくことが重要です。まず、各家・個人が即取り掛かれるのは自助力アップでしょう。当センターではふれあい交流スペースに「もし、真夜中にグラッときたら」「備蓄に便利な食品類」「すぐに持ち出せますか?防災リュック」「女性にとってあれば安心!自分の身を守るための備えを」「だれもが安心できる避難所づくりを!」等のパネルを常に掲示しています。一人ひとりの備えが少しでも進むことを願って・・。