高松市の女性が特殊詐欺で7700万円だまし取られたことが報道されました。相手は「消費生活センター」を名乗ったらしい。そのあと「国際環境協会」を名乗ったとか。詳細は省くが、決めぜりふは「裁判にならないよう和解手続きをするのでお金が必要」と言ったとのこと。80歳の女性は6回にわたって約300万円~5500万円ほどを金融機関窓口で引き出して、自宅の近くに来た男に手渡したという。7月11日に和解の結論が出ると聞かされていたが連絡もなく、電話も通じなくなったそうです。どこの金融機関か知らないが、6回も大金を引き出しているのに気が付かなかったのだろうか・・・。少々おせっかいかもしれないが、こういう時こそ、声をかけてみてはどうか。そして、地域のお世話をしている人も、詐欺防止のためにお年寄りに注意を促してはどうか。おせっかいと言われても…。 (写真は男木島)
今や高齢者のいる世帯は4軒に1軒になったとか。厚労省の調査が公表され、独り暮らしの高齢者は600万人を超えたそうです。そして、高齢者世帯は1271万4千世帯で前年より50万世帯増。そのうち58%が経済的に苦しいようです。一方、こどもがいる世帯は、63.5%が経済的に苦しいと答え、働く母親の割合は約68%で過去最多となっているとか。働きたい女性のため、働かざるを得ない女性のために、保育所や学童保育などの充実を迅速に進めてほしいものです。出生率の希望1.8を掲げるならば、保育、職場環境、男性の意識改革などなど、多面的に取り組む必要があるでしょう。そうしないと、ただの希望に終わってしまうのでは? (写真はキキョウ。来館者の方のプレゼント。早咲きですね)
妊娠や出産を理由に退職や降格などの不利益な取り扱いをされるマタニティーハラスメント。子育てに積極的に取り組む男性が被害を受ける”パタニティーハラスメント(パタハラ)”。いずれも子育てに取り組もうとしている女性・男性への嫌がらせです。目先の自分のことだけ考え、20年先、30年先の日本の社会を考えない狭い了見の人がしがちなことと言えるでしょう。先日、厚労省がマタハラ防止策として効果的な加害者への懲戒処分の規定を就業規則に明記するよう事業主に促す方針を決めたという報道がありました。子どもは次代を担ってくれる宝、社会のみんなが子育てする人を温かい心で見守り、支援していきたいものです。
きのう、愛知県で24歳の妻が48歳の夫に夜中に殴られ、骨折したり脳血腫などで死亡したという。最悪のDV犯罪。このところ、80歳すぎの女性が殺害され遺体をバラバラにされたり、トランクに詰め込まれ海中に投げ込まれたり、電気コードで首を絞められたり、女性が命を奪われる事件が相次いでいる。女性の命をなんと思っているのか、と大きな声で言いたい。男性が女性を支配下におきたがる、思い通りにならなかったら暴力を行使する…という状況がいつまで続くのか。「女性の活躍」というきれいな言葉だけが飛び交っているが、現実は悲惨な事件が跡を絶たない。結婚したがらない女性が増えてもおかしくない状況だといえるかもしれない。
けさのニュースで都知事選に立候補を意識している男性タレントを囲んでの取材風景が映りました。その中の質問に「靴下ははいてますか?」と某取材記者が尋ね、はいていない映像がアップで映りました。その後のニュースでご本人がもし都知事になったら靴下をはいてもいい、といったという報道もあったようです。メディア側ももっと質問を考えるべきではないでしょうか。靴下のことを尋ねたのは男性記者でした。全国の人が視たり聴いたりしていることを忘れないでほしい。