香川県高松市男女共同参画センター

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「103万円の壁」「106万円の壁」「130万円の壁」「150万円の壁」・・女性が働くことに関連してこんなに壁が出てくるんですね。「男女平等はどうなっているの?」という声が聞こえてきます。配偶者控除の廃止論はもう何年も出ては消え、出ては消えてきたように思います。今回は女性の活躍が国策にもなっているので実現するかな?と思ったら、またまた見送り。数年かけて検討する方針だという。「じゃ、今まではなんの検討もしてこなかったの?」という疑問。そして、いつも選挙を見据えて判断されているように思う。消費税アップも然り。将来の社会保障の財源はどうなるのか・・みんな不安だから家庭の消費額を抑える。今も頭から消えないのは厚生大臣(?)「100年安心プラン」という言葉。あれから何年?一番不安なのは若者かもしれない。自分たちは年金はもらえるのだろうか・・と。  (写真はゴーヤ。川の字を作ってみました)

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先日、8月の家計調査が発表された。2人以上の世帯が使ったお金は前年同月より4.6%減とか。12ヵ月連続のマイナス。消費を増やすほど賃金は増えていないという声をよく聞く。定期預金の利息はあてにならないし、社会保障費の負担は増加傾向、将来のことを考えると、使おうという気持ちにならないのではないか。やがて消費税10%もやってくるし…。団塊世代も70歳前後で、そろそろ終活を始めている人も少なくない。だから、大きな買い物はしない。団塊ジュニアも子育て真っ最中で家計にゆとりがなく、同居の場合は、親が補填するということもあるでしょう。とにかく、右肩上がりで収入が増え、消費が増えるという時代は期待せず、本当に必要なモノは買う、無駄なものは買わないなど、賢い節約が定着していくのではないでしょうか。  (写真は昨日撮影、夏の名残り)

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ネットの交流サイトで知り合った人と安易に二人きりにはなってはいけない。カナダで遺体で発見された30歳の女性は英会話の上達を目指して積極的に交流サイトなどで会話の相手を探していたようです。でも、やはり、直接会うのは慎重さが必要です。日本でもネットで知り合った男性から被害を受けた女性、女子は少なくない。知らない人で、優しい人には要注意ではないでしょうか。将来性のある女性がこうしたかたちで命を奪われるとは、なんとも可哀そう、男性に対して憤りを覚えます。国内外どこでも、特に女性は危機感をもって行動しなければならないでしょう。狙っている男性がいつ現れるかわかりません。気をつけましょうね。 (写真:右側が屋島、まさに屋根のような形)

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高松市新塩屋町校区の防災訓練に参加、男女共同参画センターも防災グッズコーナーを設置。「もし、真夜中にグラッときたら…」ということで備えのポイント、寝床にタンス等が倒れてこないように家具やテレビ等の転倒防止策を紹介。また寝床から手の届くところにヘルメット、懐中電灯、履き物、めがね(必要な人)を置いておくことをPR。グラッときたら、まず3分は自分の身を守ろう、ケガをしないようにしよう、と。そうしないといくら避難訓練しても避難はできないと。いざ避難となると非常持出袋、すぐ目に付くところにおいておく。必需品を書いたカードをマスクと一緒に配布。便利な非常食なども紹介。ペットボトルと懐中電灯で作るランタン、紙コップづくりを伝授。断水時のトイレの使用方法もその場で紹介しました。非常持出袋を用意している人が半分以下だったので、一つずつからでも手提げ袋にでも入れていってください、備蓄品は一週間分を目安に用意してくださいと呼びかけました。約220人が班に分かれて、煙の中からの脱出方法、消火器の使用、AEDの使用方法、防災グッズ・・と順番に回り訓練が無事終了しました。

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長年、議論だけが話題になって見送りが続いていた配偶者控除の見直し。廃止して「夫婦控除」を創設するか・・などの報道があったが、またまた当面の見送りという報道。ただ、「女性の活躍」を打ちだしているだけに、103万円の壁を上回る150万円程度に引き上げられるかもしれないという見方もある。社会保険制度などもあわせて考えると、中途半端な額と感じる人もいるでしょう。でも、少し動き始めたかな、とも思えなくはない。財源確保策として、高所得者の所得税率引き上げや基礎控除の縮小案も出ているとか。今後、どうなるか注視していきましょう。 (写真は”ふるさとの秋模様”)