先日、8月の家計調査が発表された。2人以上の世帯が使ったお金は前年同月より4.6%減とか。12ヵ月連続のマイナス。消費を増やすほど賃金は増えていないという声をよく聞く。定期預金の利息はあてにならないし、社会保障費の負担は増加傾向、将来のことを考えると、使おうという気持ちにならないのではないか。やがて消費税10%もやってくるし…。団塊世代も70歳前後で、そろそろ終活を始めている人も少なくない。だから、大きな買い物はしない。団塊ジュニアも子育て真っ最中で家計にゆとりがなく、同居の場合は、親が補填するということもあるでしょう。とにかく、右肩上がりで収入が増え、消費が増えるという時代は期待せず、本当に必要なモノは買う、無駄なものは買わないなど、賢い節約が定着していくのではないでしょうか。 (写真は昨日撮影、夏の名残り)
ネットの交流サイトで知り合った人と安易に二人きりにはなってはいけない。カナダで遺体で発見された30歳の女性は英会話の上達を目指して積極的に交流サイトなどで会話の相手を探していたようです。でも、やはり、直接会うのは慎重さが必要です。日本でもネットで知り合った男性から被害を受けた女性、女子は少なくない。知らない人で、優しい人には要注意ではないでしょうか。将来性のある女性がこうしたかたちで命を奪われるとは、なんとも可哀そう、男性に対して憤りを覚えます。国内外どこでも、特に女性は危機感をもって行動しなければならないでしょう。狙っている男性がいつ現れるかわかりません。気をつけましょうね。 (写真:右側が屋島、まさに屋根のような形)
高松市新塩屋町校区の防災訓練に参加、男女共同参画センターも防災グッズコーナーを設置。「もし、真夜中にグラッときたら…」ということで備えのポイント、寝床にタンス等が倒れてこないように家具やテレビ等の転倒防止策を紹介。また寝床から手の届くところにヘルメット、懐中電灯、履き物、めがね(必要な人)を置いておくことをPR。グラッときたら、まず3分は自分の身を守ろう、ケガをしないようにしよう、と。そうしないといくら避難訓練しても避難はできないと。いざ避難となると非常持出袋、すぐ目に付くところにおいておく。必需品を書いたカードをマスクと一緒に配布。便利な非常食なども紹介。ペットボトルと懐中電灯で作るランタン、紙コップづくりを伝授。断水時のトイレの使用方法もその場で紹介しました。非常持出袋を用意している人が半分以下だったので、一つずつからでも手提げ袋にでも入れていってください、備蓄品は一週間分を目安に用意してくださいと呼びかけました。約220人が班に分かれて、煙の中からの脱出方法、消火器の使用、AEDの使用方法、防災グッズ・・と順番に回り訓練が無事終了しました。
長年、議論だけが話題になって見送りが続いていた配偶者控除の見直し。廃止して「夫婦控除」を創設するか・・などの報道があったが、またまた当面の見送りという報道。ただ、「女性の活躍」を打ちだしているだけに、103万円の壁を上回る150万円程度に引き上げられるかもしれないという見方もある。社会保険制度などもあわせて考えると、中途半端な額と感じる人もいるでしょう。でも、少し動き始めたかな、とも思えなくはない。財源確保策として、高所得者の所得税率引き上げや基礎控除の縮小案も出ているとか。今後、どうなるか注視していきましょう。 (写真は”ふるさとの秋模様”)
山口、宮崎、佐賀の3県の知事が妊婦ジャケットを身につけ、妊婦の大変さを体験されたとか。ジャケットは妊婦が七カ月ぐらいの頃の重さという。男性が妊婦ジャケットをつけるのはちょっぴり恥ずかしいと思われるが、女性の立場としては、よくぞ体験してくださったと思う。十月十日といわれるが、その間、つわりや妊娠中毒症など、辛い体験もある。個々によってその度合いは異なる。生まれるまで、とくにパートナーがいろいろ気遣ってくれたり、思いやりの態度を見せてくれると、妊婦の気持ちも和らぐ。苦労しながら新しい命を育み、ひとりの人間として尊重され、個性も生かされるよう育てていかなければならない。家庭でも、地域でも見守られながら・・。妊婦ジャケットの体験が気軽にできるような機会が増えるといいですね。 (写真は栗林公園の花園亭で朝がゆをいただくときの部屋の窓から)