きょうの地元紙・四国新聞に県民1000人に聞いた防災意識調査が掲載されていた。昨年の熊本地震、10月に県内で震度4だった鳥取中部地震などの影響か、前回より防災意識が高まっている数字が出ている。家庭で取り組んでいる地震対策の実施率では、1.家族で緊急連絡先の確認が54.8%、2.避難方法を確認が54.1%,3.防災グッズの購入が50.1%,4.備蓄品の確認・購入が44.7%・・の順。いずれも前回より高くなっている。年代別では、20代、30代が防災グッズ購入、備蓄品の確認面で数値が低いのが気になるところ。いずれも一人住まいの人は準備が必要。勤め先で発災した場合の対策として、歩きやすい靴とか、懐中電灯や飲料水・非常食等を入れたリュックを用意しておきたい。一つからでも実践していきましょう。 (写真はおいしそうなキンカン)
明けましておめでとうございます。「たかまつミライエ」6Fの男女共同参画センターへまだ行っていないというかたは、ぜひ今年”参画センターデビュー”していただきたい。そして、「今年こそ就職したいなぁ」と考えている方は、はじめの一歩として、当センターの「女性のための就労相談」にいらっしゃいませんか。これまで来られたかたから「とてもよかった。よく聴いてもらえた。適切なアドバイスをもらえた。役立つ情報を得られた。今後の就職活動の進め方がわかった。勇気づけられた・・」などのご感想をいただきました。女性のキャリアコンサルタントが親身になって相談にのってくれます。月水金の10:00~17:00まで。ご予約は087-833-2282へ。託児が必要な方は1週間前までに予約を。お待ちしています。 (写真は1月2日に出会ったクロガネモチの大木。”苦労がなく金持ち”とも言われ、縁起木らしい。赤い実がいっぱいでした)
高松市男女共同参画センターの今年を振り返って10大ニュースをピックアップしてみました。1.男女共同参画センターが「たかまつミライエ」6階に移転(11/23)2.新センターオープン記念・国谷裕子氏講演が大好評(12/4)3.新センターオープン記念交流会が盛況(11/23)4.女性のための就労相談スタート(11/25)5.避難所運営リーダー養成講座開催 6.転勤者とさぬき人のはじめまして講座で瀬戸内国際芸術祭の大島・小豆島・豊島へ 7.親子で見て触れて乗る鉄道模型が大盛況(8/6~7)8.市民企画「大人には見えにくいLGBTの子どもたち」開催 9.「<マララ~教育を求めて闘う少女>を見て語り合う」を開催 10.「おひとりさま・おふたりさまの介護を話と質疑応答」を開催。・・取り急ぎ選んでみました。あす29日から1月3日まで休館します。1月4日から開館で9時から2月ぶんの託児タイム申し込み受付が始まります。来年もよろしくお願い申し上げます。皆様、良いお年を!! (写真の正月飾りは野田法子センター長の作品)
内閣府より災害時の避難情報がより分かり易く変更されたとの報道があった。変更されたのは「避難準備情報」が「避難準備・高齢者等避難開始」に。これまで”避難準備”と出されても「まだ準備の段階か…」と判断する人が多かったようだ。また、緊急避難を告げる「避難指示」は「避難指示(緊急)」と緊急性をより強調する表現になっている。高齢者や体の不自由な人、またそれを援助する人は早めに避難準備に取り掛かる必要があるので、今回の変更はわかりやすくなってよかったと思う。ただ、すぐに避難できるよう、非常持出袋はすぐに手に取れるところに準備しておきたいものです。
新入社員の高橋まつりさんが亡くなられて一年。お母さんの手記が公表された。娘さんに先立たれて未来も希望も失われたと記されている。どうして娘を助けられなかったのか・・と後悔されている。なぜ、仕事を辞めるように強く言わなかったのか・・と。ずっと以前にも知人から、娘が生きて私の手元に帰ってきてくれた(退職)・・と話してくれたことがある。長時間労働で夜中に帰ってきたと思ったら、また朝早く出勤していく娘さんのことを心配していたからだ。まつりさんの過労自殺を決して忘れないで、日本で当たり前に考えられている長時間労働、その働き方の変革を進めなければならないと思う。これから、労働環境がどう変わっていくか注視していきたい。