香川県高松市男女共同参画センター

3月1日のシングルマザーの会がコロナ感染防止対策のため中止になって以来の再開です。6月7日(日)午後1:30~2:30 今回は託児はありませんので、お子さんも一緒に入室してください。そして時間も短縮して行いたいと思いますので、どうぞご協力をお願いします。もし何か必要な物があれば、おっしゃってくださいね。お申し込みは087-833-2282まで。お待ちしています! なお、7月は26日(日)の予定です。

先日、リアリティー番組「テラスハウス」の出演者・木村花さんが亡くなられたというニュースが流れた。22歳の若さで自殺されたとか、よほど悩み苦しんだ末のことでしょう。悲しいことです。筆者はこの番組を視たことがなく、ネット上の情報をいろいろ読みました。いずれにせよ、TV番組、メディアからの情報は作られたものであることを忘れてはいけない。特に民営のTV番組は視聴率が重要視される。低いとスポンサーがつかないし、CM料も安くなる。「テラスハウス」には台本はないとの情報もあるが、視聴者はそれを鵜吞みにしないほうがいいのでは? 番組を盛り上げるための演出はあり、撮影した映像はすべて流されるのではなく、制作担当者の意図、価値観等によって切り取られていくでしょう。出演者は「あの場面が削られている」とか「自分にとってあまり出して欲しくない場面が長く放映されている」といったこともあるでしょう。視聴者は、放映される場面だけを視て出演者を誹謗中傷するようなことをしてはいけないのではないでしょうか。

 

 

報道によると、某会社で社員が布マスクを作ることになり、作成の指示先がほぼ女性社員だったため性差別ではないかという声が出たようです。縫い物は女性がするものという固定的意識がまだ消えていない。それで思い出したのは昔、娘が高校のとき体育祭でクラス全員が同色の鉢巻をするのですが、毎年女子が縫う役割を担っていたという。娘はそれはおかしいと意見を出し、各自が家で縫って持ってくることにした。男女共に家庭科を学習しているのだから。今、マスク作りがブームですが、私の友人の夫さんはマスク作りに興味を持ち、上手になって、娘さんや息子さんの家庭に孫の分も合わせて1人に2枚ずつのマスクを作って送ったそうです。もちろん妻のマスクもとても上手に出来ていました。 (写真は市販のマスクにパープルリボンを描いて使っています)

 

在宅勤務などでストレスがたまり、イラッとして家族に暴力をふるうリスクが高まっているという。先日、某タレントの妻が声を震わせながら、夫から暴力を受けたと語っていた。また、”コロナ離婚”という言葉も聞こえてくる。当センターでは3年ほど前から外部講師にお願いしアンガーマネジメント講座を開いている。職場、家庭、地域、それぞれで役立つ、「怒りを上手にコントロールするためのノウハウ」を学ぶ機会を提供、好評を得ている。イラッときたり、キレそうになったらまず6秒待つ。怒鳴らない、手を上げない。冷静さを取り戻す努力をしてみる。最近は幼稚園でもアンガーマネジメント学習が行われているそうです。  (写真は親ツバメからのえさをじっと待つ子どもたち。自分でえさを探せるようになるのももうすぐ!)

当NPO法人たかまつ男女共同参画ネットでは、DV被害を受け家を出て新たな生活を始めるかたへの支援を行うために「パープルBOX」を設置し、支援を援助してくださる方からのご寄附を受け付けております。今年で8年目。このほど、市民の方(男性)から10万円のご寄附を頂きました。「もしかして、給付金一人10万円を先に寄附してくれたのでは?」との声も。ひとり親家庭では、母親がパートの仕事がなくなって生活が苦しくなった、との声も聞きます。先日、某家庭にお米、卵などの食品をお届けしました。日頃からパープルBOXに生活用品等を頂いておりますが、みなさんの優しさをお届けできるよう、大切に使わせていただきます。これまでご協力をいただきました皆様、ほんとうにありがとうございました。