昨年IR推進法が施行され、本格的にカジノ解禁に向けての検討がスタートしたようだ。IRは統合型リゾートで家族連れで楽しめる・・と強調されている。が、カジノはギャンブル。当センターでもギャンブル依存から抜け出そうと当事者らが毎月数回、会合を開いてきた。それに併せて家族の会も行われていた。(現在は別の所で開いている)ギャンブル依存の人はやはり男性が多く、泣かされるのは妻や子、母親等が多いのが現実だろう。今は、競輪やボートも昔のにぎわい?を取り戻そうと、女性をターゲットにしてきている。それでいいの? 日本の多彩な伝統文化の世界遺産登録に取り組む一方で、休日に家族揃ってお金を動かすゲーム等に浸る人を増やしていくの? そんな声が聞こえてきます。もっと自然と触れ合い、共に生きる過ごし方がいいのでは?
政府が「女性の活躍」を掲げているが、このほど公表された学術論文を発表した(2011~2015年)日本の研究者のうち女性は2割で、調査した欧米、南米12ヵ国のうち最低だったそうです。ちなみにポルトガル、ブラジルが49%、アメリカ、イギリスが40%、メキシコ、チリが38%とか。以前、見たあるデータによると、女性の研究者の場合、仕事と家庭が両立しにくい環境にあることが大きなネックになっているようだ。大学や企業において、職場内に保育所があるとか、ベビーシッターを容易に頼めるとかできれば、研究の仕事も少しはしやすくなるでしょう。また、パートナーが家事、育児を分担してくれると、研究時間も取れるでしょう。それと、身内の理解が必要。たとえば、夫の両親などが自分の息子が家事や育児をして、妻が研究に取り組んでいたら、なんと言われるか・・・。そういう問題はよく聞く話です。「男女共同参画社会を」と言いながら、自分の息子がイクメンだったり、家事メンだったりすると、嫌みを言うのは、同性の母親だったりするのでは? (
写真は昔の汽車と桜、高松市四番町公園にて)
季節の変わり目は健康管理が大事ですね。ヨーガで自分のこころとからだをいたわってあげませんか? その先には笑顔が待っているでしょう。当参画センターでは、毎月「さんかく交流サロン」を開いています。気軽にお越しいただけるよう、工夫しながらテーマを選んでいます。4月と5月はヨーガです。4月27日(木)が笑顔になるヨーガ、5月18日(木)がリフレッシュ・ヨーガ。時間はいずれも13:30~14:30 参加費は無料。持ち物は下に敷くバスタオル、汗拭きのフェイスタオル、水分補給のお茶か水をご用意ください。講師は岡本典子さん(当センター登録団体・女性のためのヨーガ代表) 初心者の方、大歓迎! お申し込みは087-833-2282へ。 (写真は陽光桜 空に向かって笑っているのかな)
女性の人は、自分のプライベートな写真を交際相手や友人に送らないようにしましょう。別れたときに、ネット上に流すと脅されたり、勝手に載せられたり、大変なことになります。昨年一年間でリベンジポルノ相談件数が1063件だったそうです。年代別では、20代が42%、未成年22%、30代18%、40代13%の順。振られた腹いせに勝手に画像をネット上で拡散させたりする。そして未成年の女子はネットで出会った人に自分の性的な写真を送信しないこと。女性のふりをする男性も少なくない。いったんネット上に出たら消去することは難しい。すぐに信頼できる人か、警察に相談しましょう。まずは、そんなことにならないように自分で危機管理意識を持つこと。これしかないのでは?。保護者の方も注意してあげましょう。 (写真は雪柳、こごめ桜ともいう)
きょう2015年の「生涯未婚率」が報道された。全国平均で男性23.4%、女性14.1%、つまり生涯未婚の人は、男性が約4人に1人、女性が約7人に1人とか。5年前に比べると、男性は約3.2ポイント、女性は約3.5ポイント増加。少子化対策として全国的に行政が税金を投じて婚活支援に力を入れ始めている。女性団体等から「セクハラ」だとか、「価値観の押し付けでは?」という声も寄せられている。女性の場合、結婚により出産、育児となり、仕事と両立できなくてやむなく退職、やがて何かの理由で離婚、子どもを引き取りシングルマザーに・・というケースもよく見聞きする。今や3~4組に1組が離婚という。シングルマザーの約5割が貧困家庭となっているのが現実。経済的に自立している女性は、結婚すれば幸せになるとは限らない・・とも考えるでしょう。結婚すればパートナー以外の人間関係に悩まされる場合もある。少子化対策のために結婚を促すという考え方はどうでしょうか・・。 (写真はメジロ。今年わが家に初めて訪れました)