きょうのタイトルは、6月23日から始まる男女共同参画週間のキャッチフレーズ。つまり、男女の共同作業で物事をしていけば◎二重丸になるという。たとえば、家事・育児にしても妻側は「夫は1割、妻が9割」と感じている女性が37%程度、一方、夫側は「夫3割、妻7割」が27%でそれぞれ最多の数だったとか。これは某建築会社が調査した結果。男女の認識の差が出ている。夫が気づいていない家事を女性がしていることは多いだろうと思う。筆者は命に別状のないことは言わないようにしよう、と自分に言い聞かせている。育った環境や経験等から男女で家事のやり方も違う。いちいち言っていたら、相手もしたくなくなるでしょう。家事経験が少ない夫が家事をしたら、とにかく誉めるのが効果大。多少気に入らないことがあっても、命に別状ないことならOK!共同作業も進むんじゃないかな。 (写真は小豆島の肥土山農村歌舞伎。数年前の写真だけど、また行ってみたい。毎年5月は肥土山、10月は中山で開催されます。)
先日、高校生がかばんの中にこどもを入れて・・という事件がありましたが、乳児の遺棄事件をときどき耳にします。産んだけれど育てられない赤ちゃんを受け入れてくれる「赤ちゃんポスト」(熊本市慈恵病院)の昨年度の人数が5人で過去最少だったとか。妊娠して悩む人の相談にのってくれる「にんしんホットライン 0120-900-504」というのがあります。またはnhl@florence.or.jp 匿名で相談可。産んでも育てられない。中絶できる時期を過ぎたなど、もし望まない妊娠で悩みを抱えたら早めに相談してみてください。これらの相談は「認定NPO法人フローレンス」で実施されています。 (写真:これからショウブが見ごろになりますね)
先日の報道で日本人の自殺率が他の先進国に比べ最も高いことが報道されていた。そのあと、中学生の男子の自殺の前に先生が体罰を行っていたことが報道された。いじめが原因か・・と言われたが、先生から体罰も受けていたという。頭の後ろをげんこつでたたく、口をガムテープでふさいだということらしい。子どもを失った親にしてみれば、なぜ、体罰の前に子どもに話してくれなかったのか、もっとほかの方法があったのではないかと思うのでは? 何より、命が一番大事なのだから。報道によると、何か学校側はいじめを隠そうとする。隠すのでは教育にならないのではないでしょうか。いじめをする子どもにも考えてもらうことが大事。未来のある子どもたちの命が失われないよう、全力で取り組むべき時ではないでしょうか。
女性の活躍推進にふさわしい新幹線博多駅に女性の駅長誕生!の明るいニュース。ひと昔前だったら考えられない抜擢。きっと、大勢の人々から女性駅長の活躍が期待されることでしょう。当参画センターでは、高松鉄道模型同好会等の共催で親子で楽しめる鉄道模型展示などを2回ほど実施しました。2回とも大盛況。男子も女子もお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に来ます。男子も女子も模型の電車の運転体験を試みてニコニコ顔。きっと今回の女性駅長誕生も子どもたちの関心を引くことでしょう。今年は8月5日(土)6日(日)に「親子で鉄道を楽しむ夏休み」を開催予定です。ミニ列車の試乗もお楽しみに!!
出産までどんな日々を過ごしてきたのか・・。高校2年の女子が自宅で子を産み、遺体をかばんに入れて警察に行ったという衝撃的な出来事が報道された。両親と同居していたとか。学校にも休まず通学していたとか。家族も学校もその周囲の学生も気が付かなかったのか。結局、女子高生は死体遺棄容疑で逮捕されたという。出産まで一人で悩みを抱えていたのだろうか。この報道を聞いて、もっと性教育を重視しなければならないなと思った。性教育は命の大切さを教える教育だと思う。日本の10代の妊娠中絶は1日当たり約50件だとか。性情報はちまたに溢れている。だが、保守的な教育者は「寝ている子を起こすな」などと言って避けようとする。そんな話を聞いたことがある。女性の人権尊重という問題にもつながることなので、これを機会にみんなで考えるべきではないでしょうか。 (写真はハクセキレイ)