香川県高松市男女共同参画センター

今回の九州を襲った豪雨をニュースで見て自然のものすごい脅威を感じました。雨雲レーダーで線上降水帯が通るのは知り得ても、実際に住んでいる地域の川が、道路が、田んぼが、ため池がどんな状態になるのか分かりません。とにかく生き残るためにも、早めに助かる場所に避難を決断することの大切さを痛感しました。当センターでは6月下旬に「生き残るための防災力アップ講座」を企画したばかり。第1回目は「コロナ禍で考える災害時の避難」。2回目は「わが家で取り組もう!万全の備え」。3回目は「コロナ感染防止をふまえた避難所運営」です。初回は9月17日(木)14:00~15:30・・参加者は高松市が全戸配布した「洪水ハザードマップ」を持参のこと。詳細は広報たかまつ9月号に掲載予定です。(写真/コロナ禍を考え非常持出しに追加する体温計、除菌ウエットティッシュやマスクは多めに、紙コップは軽いし用途が広い、ポリエチ手袋等)

 

報道などで「コロナ離婚」という言葉を聞くようになった。テレワークが普及し、そのまま継続する企業もあると聞く。自粛が解除され再びオフィスでの仕事に戻った人もいる。これまで在宅勤務によって夫婦がお互いにストレスがたまり、夫のDVが増えたりして、離婚を考えるようになった人もいるようだ。その一方で、政府は「希望出生率1.8」の目標を掲げたという。男性の育休取得率の目標は2020年13%だが、2018年は約6%。企業、男性の意識が変わらないと実現は程遠いと思われる。依然として家庭では家事・育児は女性の仕事と性別役割分担意識を持っている人も少なくない。夫婦が共に生きるためには、男性も家事・育児に努めなければならないでしょう。ウィズコロナを機に意識改革をして、男女共にいきいきと生きていける家庭づくりや職場環境づくりに取り組むことが求められています。 (写真はブルーベリー)

今週は男女共同参画週間。出前講座を頼まれ、当センターから近い松島コミュニティセンターへ行ってきました。きょうは、高齢者教室と女性教室の合同開講日。会場は机無しで椅子の間隔もあけて座るよう配慮されていました。全員マスク。男性と女性が共に講座に参加、テーマは「おひとりさまを生きる。あなたは老後をどのように暮らしますか」。同じタイトルのDVDを視聴後、感想や意見をお聞きすると、今の自宅でずっと暮らしたいと言う人が半数以上。健康寿命を延ばして元気に生きていきたいとか、自分のことは自分ですることにしている、日々適度に体を動かして免疫力を高めようなどの発言がありました。あとエンディングノートづくりの提案をさせていただきました。参画週間のテーマどおり、みなさん、いい時間の使い方をされていました。

そろそろ仕事を始めたい、と考えている方のための講座を開きます。当センターでは毎月1回「女性のための就労支援講座」を行っています。今月は6月24日(水)午後1時30分から3時まで。今月は「仕事と家庭を両立させる方法」を考えてみましょう。講師は仁賀順子さん(キャリアコンサルタント技能士で当センターの就労相談員)。再就職、就活のノウハウなどいろいろ教えてもらえるでしょう。質問などがあれば用意しておいてくださいね。お申し込みは、087-833-2282まで。お待ちしています。

今も外出を自粛し、家で過ごす時間が多いかたもおられることでしょう。当参画センターでは会合などをする場合、いつもより広い学習研修室をご利用いただき、密集、密接にならないようご協力を頂いています。窓を開けて換気にも注意しています。さて、6月22日(月)13:30~15:00に「楽しい絵手紙教室」を開きます。初心者の方でも大丈夫。あなたの気持ちを絵手紙で表現するポイントや描き方が学べるでしょう。講師は石井聖子さん。参加費は材料費500円。あと3、4人のかたは参加可能です。男女共同参画センターが初めてのかた、のぞいてみませんか。高松市松島町一丁目の「たかまつミライエ」6階。電話087-833-2282 でお申込みください。お待ちしています。