やさしい英語で男女参画を学ぶ講座の7月のテーマは「制度としての結婚(Marriage as an Institution)」。伝統的な結婚観を持ち続けている人、結婚にこだわらない女性が増えていること、男女共ともに生涯未婚率が増加傾向にあること、形態も事実婚(夫婦別姓)、同性婚など、変化が見られます。結婚すれば、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考え方に賛成の女性は、25年前の55%から37%に、男性は66%から45%に減少。平成28年の調査では、専業主婦のいる家庭は664万世帯、共働き世帯は1,129万世帯となり、共働き世帯が大きく上回っています。人生は一度きりしかないということで、伝統的な結婚観、結婚の慣習にこだわらない生き方を望む人が増えているようです。この講座は、7月5日(水)10:00~11:30 一度参加してみませんか。
2016年の国民生活基礎調査によると、子どもの貧困率は13.9%で、7人に1人は貧困ということに。前回調査では16.3%だったので、ほんの少し改善。だけど依然としてひとり親家庭の約5割が貧困状態にあるという。母子世帯の82.7%が生活が苦しいと回答しているとか。女性の場合、結婚後退職したり、出産後に退職するケースが多々見受けられる。その後、離婚となると、子どもを引き取り母子家庭となる。そして再就職となると、非正規雇用が大半で収入が大幅減。だから、結婚、出産の際、自分の経済的自立を念頭に置き、安易に退職を考えないことが大事でしょう。夫の収入だけで生活できるのは、夫が失業しない、死なない、離婚しないというのが必須条件。もちろん、保育所の待機児童ゼロ対策が緊急課題! (写真は通勤中に見つけたオーシャンブルー)
いま、男女共同参画週間中です。先週23日に瓦町FLAGの2階コンコースで街頭キャンペーンがありました。大西市長のあいさつのあと、市吹奏楽団の演奏があり、親子連れのかたや学生さんらが聴き入っていました。通行する方々にPRグッズを配りました。「たかまつミライエ」6Fの男女共同参画センターでは、パネル展を開催中です。「第4次たかまつ男女共同参画プラン」や「素敵にたかまつ女性活躍企業」として表彰された企業や団体の活動事例や「写真で見る男女共同参画センター事業」などを紹介したパネルを展示しています。ぜひ、ご覧になって、男女ともに生き生きと自分らしく暮らせる社会づくりについて考える機会にしてほしいです。 (写真は瓦町FLAGでのキャンペーンの風景)
あす23日から男女共同参画週間が始まります。午後4時~5時に瓦町FLAG2階のコンコースで街頭キャンペーンを行います。PRグッズも配るのでぜひ、覗いてみてください。高松市の吹奏楽団の演奏もあります。また、24日(土)から、男女共同参画センター(たかまつミライエ6F)でパネル展を開催。26日(月)午後1:30~法律講座。最終日の29日(木)午後1:30~記念講演会があり、講師はテレビにもよく出演されている渥美由喜(あつみ なおき)氏。高松市役所13階大会議室で開催されます。お問い合わせは当センター087-833-2282まで。お待ちしています! (写真はきょう県庁21階から撮影した屋島、転勤者とさぬき人のはじめまして講座で県庁、香川大学の博物館等を訪問)
先日から「おとう飯(はん)始めよう」キャンペーンがスタート(内閣府男女共同参画局)した。この呼びかけは、夫の家事時間が世界的に見て少ないので、もっと夫に料理をしてもらいたいという願いが込められている。自分ができそうな料理でいいから、作ってほしいという願い。子どもも妻も、作ってくれただけでうれしいものです。「おとう飯(はん)」より、すでによく使われている「パパめし」「パパごはん」のほうが覚えやすい。「親子めし、親子ごはん」と呼び、父子が一緒に作ればなお良いと思う。男子も女子も子どもの時から親子で料理をすれば、技術や知恵も身に付き、子が大人になってからも自炊ができるし、結婚しても料理を面倒だと思わなくなるのでは? 料理力は楽しい食事、健康な生活につながり、大きな生きる力になるのではないでしょうか。 (写真は「たかまつミライエ」で咲き始めたひまわりの花)