あすから「強姦罪」が「強制性交等罪」に名称変更される。また、今まで強姦罪の被害者は女性、加害者は男性だったが、性差がなくなり、男性の被害者も該当することに。さらに刑の厳罰化により、強姦罪の下限が懲役3年から5年に、強姦致死傷罪が5年から6年に引き上げられた。強姦と強盗をした場合は、強姦・強制性交等罪として無期又は7年以上の懲役に。そして、被害者の親告がなくても捜査できることに。親等の監護者が18歳未満の子にわいせつな行為や性交などをした場合は監護者わいせつ罪、監護者性交等罪が新たに設けられた。施行後3年をめどに検討することも盛り込まれている。万一、被害に遭った場合は、警察または性暴力被害者支援センター「オリーブかがわ」087-802-5566へ。 (写真の花はシモツケ)
九州豪雨のニュースで避難した90代女性がひとこと「こんなの生まれて初めて」と。50年に一度、いや100年に一度?の大雨。なんと600ミリ以上降ったとか。あっという間に濁流に流されたり、家屋の下敷きになり命を失った人など、予測もできない自然災害の脅威を見せつけられた。今も道路が崩壊し孤立している人がいるという。避難所の人たちは「電気がつかない、水が出ない、トイレに困る、食べるものがない・・」などなど大震災の時と同様の声。東日本大震災の大津波のときは「想定外」という言葉が氾濫し、「想定外をなくそう」と万全の防災対策を進めるよう決意を新たにした。そしてまた、今回、想定外の豪雨が起きた。今度こそ、想定外をなくするよう、自然と向き合い、人間が命を失わないような対策が求められる。まずは、わが家の備えを改めてチェックしておきたい。
JKビジネスに携わっている19歳の少年が逮捕されたという。報道によると、女子高生(2年)が男性と「散歩する」というのが、実際は裏オプションで性行為をしていたという。女子高生の言い分は、お散歩だけでは店からお金はもらえないからというのが理由らしい。国連人権委員会等の見方では、日本のJKビジネスが売春を助長しているのではないかと指摘している。
残念だが、否定できない。かつての「援助交際」が「JKビジネス」に変化しているのか。こうしたビジネスに係わる少女たちの目的の第一は「お金」だろう。ちまたには若者が欲しがるモノがあふれている。自分のからだでお金を得る、その背後でもっと稼いでいる大人がいる。少女を使って稼いでいるビジネスのプラス面だけをうのみにしてはいけない。自分の大事なからだを売ってはいけない。そう伝える大人が増えなければ・・・。
昨日の都議選の結果は、女性候補65人のうち当選は36人で女性都議が過去最多になったとか。当選率は55.4%。選挙前の女性都議は25人で全体の19.8%、今回は28.3%で大幅にアップした。緊急課題となっている待機児童の問題ほか、都民の声に耳を傾けて、緊急の課題から取り組んでいってほしいと思う。子育てや介護、地域コミュニティなど身近な問題を熟知している女性の視点を活かして早期解決を図ってほしいと多くの人々が願っているはず。東京での女性議員の活躍が全国に波及していくと思われます。全国各地の人々が東京での改革を注視していくことでしょう。 (写真は昨日のサンポート高松から見た瀬戸内海の風景)
今の新センターに移転して7ヵ月。見学者も増えてきました。こども未来館「たかまつミライエ」への関心の高まりとともに、市内外はもとより、来月には岡山県からも来られる予定。きょうは、このセンターがある松島町の女性教室の方々20人ほど来られました。「男女共同参画センターの21年の歩み」の映像とともに、男女共同参画社会への取り組み、今後の事業展開などについて話しました。その後、交流サロンから眼下に広がる街並み、屋島などをご覧になり、話を弾ませておられました。それから5階~2階を見学して、交流サロンで昼食、ミーティングをして、みなさん満足されたご様子で帰られました。 (写真は参画週間のパネル展をご覧になるみなさん)