香川県高松市男女共同参画センター

10代で出産した女性の社会的な孤立


昨日、TVで10代で出産した子育て中の女性が社会的に孤立している問題を取り上げていた。Aさんは15歳で子どもを出産、現在2人の子どもをシングルマザーとして育てている。子育てに奮闘しているAさんは子どもがいるから生きていられる、子どもを残して死ねない、と。自身は幼い頃から父親から暴力を受け、中学生のときに家出し、友達の家を渡り歩くうちに恋人ではない男性の子どもを妊娠したという。調査によると、10代で出産し母親になった女性のうち32.4%が母子家庭、9.8%が父子家庭だったとか。子どもときの孤独感が、今も社会とどうつながっていけばいいのか、どう支えてもらえばいいのか、「甘え方がわからない」という。東京世田谷区、八王子市などは、10代で出産した人が優先的に保育施設に子どもを預けられるようにしているそうだ。もし、ひとりで悩んでいたり、なにか支援がほしい場合は、公的な相談窓口を訪ねてみてはどうでしょうか。当センターは087-833-2282。 (写真は大島からの風景)

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