LGBTの人たちのアウティング被害の対策は・・
最近、LGBTの人たちへの理解を広める取り組みが行われている。このほど(一社)社会的包摂サポートセンターの専用電話のうち「アウティング相談」件数が公表された。2012年以降の6年間に約110件あったそうだ。アウティングとは、LGBTの人が信頼する人にカミングアウト(告白)した後、その人に周囲に広められること。その結果、うわさが立ち職場や学校に行けなくなるなど深刻な悩みを抱えることになる。カミングアウトは本人の意思ですること、決して告白してくれたことを周囲に広めてはいけない。「よりそいホットライン」(0120-279-338)に掛けて、4を選ぶと「男の子らしさ、女の子らしさで困ったり、男の子同士、女の子同士が好きで悩んでいる」等の相談を聞いてくれる。差別や偏見をなくし、だれもが生きやすい社会をつくりましょう。 (写真はきょうの屋島)