文科省の課で「男女共同参画」は必要
先月、文科省が来年度の組織再編で「男女共同参画学習課」の名称をなくするという案を発表していた。それを知って女性団体等が反対の声を上げていると聞いていた。そして2日前、文科省が「男女共同参画・共生社会学習推進課」とするという案を示したというニュースが伝わってきた。男女共同参画社会基本法制定が検討されているとき、「男女平等社会基本法に」という声も多くあった。が、男女平等社会を形成していくためには、方針決定の場に女性が参画していくことが必要という考えもあって「男女共同参画」になった。男女共同参画を推進していくためには、小中学生のときから学び、正しく理解することが重要。職場、地域、学校、家庭でも男女共同参画の視点が必須であり、この名称が消えるなんて考えられない、という声が多い。とりあえず消滅の案が撤回されてよかった。 (写真は蘭の一種)