家計の支出の減少続く・・将来が不安だから
先日、8月の家計調査が発表された。2人以上の世帯が使ったお金は前年同月より4.6%減とか。12ヵ月連続のマイナス。消費を増やすほど賃金は増えていないという声をよく聞く。定期預金の利息はあてにならないし、社会保障費の負担は増加傾向、将来のことを考えると、使おうという気持ちにならないのではないか。やがて消費税10%もやってくるし…。団塊世代も70歳前後で、そろそろ終活を始めている人も少なくない。だから、大きな買い物はしない。団塊ジュニアも子育て真っ最中で家計にゆとりがなく、同居の場合は、親が補填するということもあるでしょう。とにかく、右肩上がりで収入が増え、消費が増えるという時代は期待せず、本当に必要なモノは買う、無駄なものは買わないなど、賢い節約が定着していくのではないでしょうか。 (写真は昨日撮影、夏の名残り)