出生数、117年前統計開始以来初めて100万人割れ
報道によると、今年の赤ちゃん出生数は98万1000人で、統計開始後初めて100万人を割り込んだとのこと。団塊ジュニアも40歳前後になり、出産のピークは過ぎたからでしょう。また、晩婚化傾向で出産も減るでしょう。一方、死亡者数は129万6000人で人口は31万5000人の自然減のようです。婚活サポート事業に取り組み始めた自治体もありますが、若い人が結婚に踏み切れないのは、経済的な問題が大きいようです。収入格差が広がっていて、大手企業の正社員は収入に満足しているかもしれないが、中小企業や非正規雇用の人は「結婚してもやっていけるか不安」という声も聞きます。また、女性にとってはパートナーの理解がないと、育児や家事、介護等の大きな負担を背負うことになるので「子どもは一人でいい」という声も。男性の意識改革、もっと子育てしやすい環境整備が進まないと、出生数の増加は望めないでしょう。いずれにせよ、生まれた赤ちゃんは虐待など絶対せずに、大事に大事に育てたいものです。 (写真は今朝の屋島、山のふもとが霧で覆われていました)