ひきこもりの高齢化と長期化の傾向
ひきこもりに関する調査結果(内閣府)が公表された。昨年12月40~64歳を対象に調査し、約3200人から回答があったという。結果から推計されたのは「ひきこもり」の人は推計で613,000人で4年前に15~39歳を対象にした調査の推計541,000人より多かったそうだ。男女別では男性が4分の3以上を占めていたとか。一例として、50代の男性が90歳近い母親に身の回りの世話をしてもらっていた例も。中には、認知症が進行している90代の女性を訪問すると、50代位の男性が同居していた例も。ひきこもり期間は5年の人もいれば、30年になる人もいたという。生活費を親に頼っていると親が働けなくなったら、やがて生活が困窮する。そうならないように、ひきこもり期間が長引かないうちに早めに相談窓口や地域の居場所や自立支援センター等に行くようにしましょう。多様な支援活動が求められますね。 (写真はたかまつミライエの花壇)