「なかったことにできない」戦時中の性接待
これまでにも重大な女性の人権問題として「戦争と性暴力」については取り上げられてきた。終戦73年目にして衝撃的な告白が報道された。旧満州へ入植した開拓団の女性たちが、日本の敗戦直後に旧ソ連兵に「性接待」をさせられたという告白。当時17歳~21歳の女性たちは、開拓団の幹部から接待するよう指示され、飲酒の接待と思って出向いたところ性暴力を受けたという。
酷い辛い体験を「なかったことにできない」との強い想いから、勇気を出して告白されたのでしょう。戦争が起これば、性暴力が起こる、そのことを改めて考えなければならない。