性犯罪の被害者の苦しみを描いた映画「月光」
けさのNHKニュースで性犯罪の被害者の声なき声を伝える映画「月光」のことを知りました。性犯罪は「こころの殺人」とも言われる。それほど被害者にとっては想像もできないほどの苦しみだと思います。内閣府の調査によると、性暴力の被害者が警察に連絡するのは約4%という少なさ。約70%は誰にも相談しないという。そして加害者は、なんと約75%が顔見知りだそうです。被害者はだれにも言えず、母親にも言えず、ひとりで苦しんでいる場合が少なくない。「月光」を制作した小澤雅人監督は、児童虐待の取材をきっかけに「月光」を制作。性暴力の被害者のことを考えるきっかけになればいいと話されているとか。一人で悩み苦しまないで、相談してくれるのを待っている人がいることを思い出してほしいと願うばかりです。 (写真はユリカモメ)