女性は管理職に消極的・・仕事と家庭の両立困難
国立女性教育会館の調査結果が公表された。女性の管理職志向を尋ねたところ、「管理職を目指したくない」が25.6%、「どちらかというと目指したくない」が33.6%で合わせると59.2%となり、約6割の女性が消極的であることがわかった。その理由で一番多かったのが「仕事と家庭の両立が困難」が69.3%で約7割を占めている。この結果は予想どおりという感じ。家に帰ると、炊事や子どもの世話、洗濯、掃除等々、女性の負担は大きい。テレワークが増えてから、女性の家事・育児の負担がますます大きくなったという声を聞く。女性の管理職を増やそう、女性の活躍を推進しようという目標は掲げられているが、「家事・育児は女性の仕事」という性別役割分担意識が消えない限り、管理職を目指す女性は増えないのではないでしょうか。 (写真は8/2 見て楽しい!鉄道模型展の映像コーナーより)