香川県高松市男女共同参画センター

夫婦世帯になると、妻の家事時間は夫の2.6倍に

2020年版の男女共同参画白書が先日閣議決定された。白書によると、インターネット調査のデータを分析すると、単身世帯で働く男女の「仕事のある日」の1日当たりの家事時間を比べると、女性が1時間10分、男性が1時間でほぼ同程度。だが、夫婦世帯で子どもがいない場合の家事時間は、妻は1時間45分に増えて、夫は45分に短縮し、妻は夫の2.6倍になったという。概ね、女性は結婚すると家事時間が1.5倍になり、男性は0.75に減少するようです。これでは、女性は結婚すると、活躍推進へのハードルが高くなって、活躍しにくくなるでしょう。中学・高校で家庭科は男女共修なのに、と愚痴が出そう。家庭は明日へのエネルギーの再生産の場でもあるので、お互いに再生産に取り組みたいものです。

コメントは受け付けていません。