過去最高の42.5%賛成、選択的夫婦別姓
これまでも何回か国会での議論が期待されてきたが、いつも見送りになった「選択的夫婦別姓制度」。このほど内閣府の調査結果が公表された。今回は導入に賛成の人の割合が42.5%で過去最高だったとか。導入の必要がないとの回答者は29.3%で過去最低だったそうだ。1月に最高裁判事に就任した宮崎裕子氏は旧姓を通称使用することを明言された。弁護士の時と同様に。調査結果の中で、姓が違っても家族の一体感には影響がないと思うと答えた人は64.3%だったという。価値観が多様化している今日、結婚しない生き方を選ぶ人も増え、生涯未婚率も高くなっている。選択的夫婦別姓という選択肢もあっていいと考える人が増えつつある。 (写真はしだれ梅)