阪神・淡路大震災の教訓を次代に伝え、生かす
早朝、突然下から突き上げるような揺れ、しばらく揺れが続き、二人の子どもの名前を大声で呼んだ。高松市は震度4、生まれて初めて経験する揺れだった。阪神・淡路大地震から23年。今朝のTVで、大地震で両親を失くした女性が今は結婚して子育てしている。悲しみを乗り越え生きてきた体験を東日本の被災者に話している様子が映った。阪神大地震のあと新潟中越地震が起こり、被災地で浮上する女性問題を解決していく対策が必要との声が大きくなり、当参画センターでは女性の防災リーダー養成講座をスタートさせた。わが家の防災ノート発行(当参画ネット)、女性の視点を生かした避難所運営ハンドブック発行(市婦連)などに携わった。防災の出前講座も続けている。災害はいつ来るかかわからないが、備えはいつからでも出来る。教訓を次代に伝え、生かすことが私たちのすべきことだと思う。 (写真は7年前に作った紙芝居)