22年後には1人暮らしが4割という予測
いま各地の自治体で婚活イベントが行われている。超少子高齢化対策の一つとして。生涯未婚率は上昇傾向が続いている。2015年時点で男性23%、女性14%。単なる出会いがないという問題だけではない。就職氷河期で思うように就職できなかったことも一因。男女ともに非正規雇用が増えたことも要因。経済的な理由で結婚に消極的にならざるを得ない人も増えているだろう。このほど発表された日本の世帯数の推計によると、22年後の2040年には全世帯の4割が一人暮らし世帯になるという予測である。また、65歳以上で一人暮らしは、男性で5人に1人、女性で4人に1人と予測されている。社会福祉制度の充実も求められるが、食生活、適度な運動など各人の健康管理も今以上に重要になってくるだろう。 (写真は高松市のシンボルの屋島、瀬戸内海の眺望がすばらしい)