九州豪雨が示す「想定外のない防災対策、備え」
九州豪雨のニュースで避難した90代女性がひとこと「こんなの生まれて初めて」と。50年に一度、いや100年に一度?の大雨。なんと600ミリ以上降ったとか。あっという間に濁流に流されたり、家屋の下敷きになり命を失った人など、予測もできない自然災害の脅威を見せつけられた。今も道路が崩壊し孤立している人がいるという。避難所の人たちは「電気がつかない、水が出ない、トイレに困る、食べるものがない・・」などなど大震災の時と同様の声。東日本大震災の大津波のときは「想定外」という言葉が氾濫し、「想定外をなくそう」と万全の防災対策を進めるよう決意を新たにした。そしてまた、今回、想定外の豪雨が起きた。今度こそ、想定外をなくするよう、自然と向き合い、人間が命を失わないような対策が求められる。まずは、わが家の備えを改めてチェックしておきたい。