男性の暮らし方・意識が変われば日本も変わる
少子化が懸念されているが、女性にとっては、産み、育てやすい環境が整い、かつ経済的に可能であれば、子どもがほしいと思う人が増えるかもしれない。保育所待機児童ゼロに向けて行政も取り組んでいますが、家庭ではどうでしょう。内閣府男女共同参画局発行のポスターを見ると一目瞭然、日本人男性の家事・育児時間が少ないことがわかる。6歳未満の子どもを持つ日本人男性の家事・育児時間の平均は1日67分。それに比べ、フランス150分、イギリス166分、アメリカ173分、ドイツ180分、ノルウェー192分、スウェーデン201分。内閣府では2020年に150分にしましょう、と目標を掲げています。ちなみに、日本女性の家事・育児時間は461分、フランスは349分と、大きな差が…。日本の男性が世界レベルの家事メンになれば、家庭も社会も変わっていくでしょう。